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順番にお風呂に入って、入野さんには私には大きかったキラフェスのTシャツとジャージを貸した。


「やっぱり小さいですか?」

「いや、まあなんとか・・・一晩だけだしこれでいいよ、ありがとう」


夜中の1時を回ってから揃って布団に入る。
入野さんの明日のお仕事は午後からで、私も授業は三限からなので、朝早くにここを出る必要はないらしい。

私のベッドは入野さんの家のベッドよりいくらか狭いため、自然と密着した形になった。


「入野さん、キス、したい」

「・・・だめって言ったら?」

「私から無理やりします」

「いつからそんなに積極的になったんだよ」


「一回だけだからね」と言って、入野さんは私の頬に手を添える。
久しぶりの感覚に少し顔が熱くなった。

入野さんの顔がゆっくり近付いてきたので、目を瞑り、唇が重なるのを待った。


「ん、」


離れた唇から漏れたお互いの吐息が混ざり合う。

私は、入野さんに縋るようにくっついた。


「ね、・・・もう一回」

「っ、だめって言っただろ」

「やだ、たりない」

「んっとに、もう・・・」


入野さんはため息を吐くと、急に起き上がった。
そしてそのまま、私の上に跨るように乗る。

驚いている間に、両手を取られて頭上に押し付けられた。


そのまま入野さんの顔が近付いて、どうしようもない私は咄嗟に目を瞑る。


「っ、ん・・・!」

「はっ、」

「いりのさ、ぁっ、」

「うるさい・・・」


唇を離すと、入野さんは首筋にも口付けた。
強く吸われて、印を残されたのだと悟る。


私の首元から顔を上げた入野さんの情熱的な目から目を逸らせずにそのまま近付く顔に、何も言うことが出来なかった。


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設定タグ:kiramune , 入野自由 , 男性声優   
作品ジャンル:恋愛
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真桜(プロフ) - 莉兎さん» いえ…!!ラジオは入野さんの素が出ますもんね笑 入野自由cv.入野自由って結構きます笑 毎回読む度に心拍数が凄くて…笑 本当に大好きでお気に入りの作品です!!勿論です!応援してます! (2019年6月2日 21時) (レス) id: 18be0f9570 (このIDを非表示/違反報告)
莉兎(プロフ) - 真桜さん» コメントありがとうございます。実はそれを1番意識して書いているのでそう言って頂けてとても嬉しいです…!ラジオの聞きすぎでしょうか、脳内で自動再生されたCV入野自由を頼りに執筆しております(笑)これからもご愛読、ならびに応援よろしくお願い致します!! (2019年5月26日 20時) (レス) id: ba3d0050a9 (このIDを非表示/違反報告)
真桜(プロフ) - いつも楽しく拝見させて頂いてます…!!私の勝手な偏見なんですけど、入野さんこういう口調っぽそうだなーとか、こういう行動しそうだなーって思って本当に凄いなぁって思います!毎日更新楽しみにしてて…お受験でお忙しいと思いますが、受験合格応援してます! (2019年5月26日 20時) (レス) id: 18be0f9570 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 莉兎さん» ありがとうございます。いつか機会があればお願いします。 (2019年5月26日 17時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
莉兎(プロフ) - りささん» 謝ることないですよ(・・;)お気になさらないでください、、! (2019年5月26日 16時) (レス) id: ba3d0050a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:莉兎 | 作成日時:2019年4月22日 0時

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