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Side.海人
岸くんは廉に肩に手を回されたまま荷物を置きに歩き出した。
それを横目に見ながらソファの上でうずくまって眠い頭を背もたれに預ける。
「うわー遅刻するかと思った。」
「大丈夫。ゆうて、かいとも今来たところだから。」
笑いながらサラリと俺の事をチクる紫耀。
「うわーしょう！言うなしー、てか廉もだよ。」
紫耀の言葉に岸くんが嬉しそうな顔をして俺に聞いてくる。
「お！かいともあれ？ZIP見てて遅刻しそうになったとか？」
「違う笑ZIP見てないわ」
相変わらずの返答に笑ってしまう。
「優太ZIP見てて遅刻しそうになったん？」
「うん。だって、ジャニーズ関係のニュース今日めっちゃやってたから！」
「アホや！」
嬉しそうに聞いた廉は岸くんの返答に更に笑いのツボに入る。ほんとに廉は岸くんの事になるとツボが浅い。
「まじで！今日多かったんだって！勝利とか出てたよ？」
岸くんの謎の弁解を笑いながら聞いているとドアが開きじんと玄樹が入ってきた。
「あ、岸くんおはよ。かいととれんも。なんか今日違う部屋で最初打ち合わせするから移動してだって。」
じんの声に未だに荷物を置いていなかった岸くんがバタバタしだす。
「よーし、じゃあ優太置いて行こか。」
廉がにやにやしながらドアの方へ向かった。
「ちょ、待てよ！」
「かいとも寝るなー」
ぼんやりと岸くんと廉を見ていると、紫耀が手を引っ張って立たせてくれたのでそのままその手を握って「つれてってー」とお願いしてみた。
紫耀は半笑いでわざとらしく「はぁー。」とため息をつきながらも引っ張ってくれる。
玄樹くんが「もー岸くん早くー」と笑いながら言い。
じんはテンパっている岸くんを更にテンパらせたいのか「岸くん！いけるよ！もっと急げる！」と煽っている。
廉は爆笑しながらもバタバタしている岸くんをドアのところで待っていてあげて、その横を紫耀に引っ張られながら俺は通り過ぎた。
楽屋を出たところで紫耀が振り返り、
「あれ？どこ行くんだっけ？」
と俺に聞いてきて思わず笑う。
「ふふっ、じんか玄樹くんしか場所知らない。」
紫耀は「そっか」と小さく呟いた後に、楽屋に首だけ戻して2人を呼ぶ。
「げんきーじんー岸くんほっといて部屋教えてー」
「おっけいー」
「いや！ちょ、待ってーみんなー」
ほんと、朝から騒がしい6人で、でもこういう6人の雰囲気が好きなんだと眠い頭で思った。
ラッキーアニマル
岸ざる
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不是向日葵是太陽(プロフ) - I really like it, and I wait for my precious 2！！By the way I'm team shokai〜〜〜 (2020年7月16日 13時) (
レス) id: 2f873eda0c (このIDを非表示/違反報告)
日向葵夏(プロフ) - 妃芽さん» こちらこそまた覗いて頂きありがとうございます。ニヤニヤとか光栄です笑 楽しんでいただけるように頑張ります！ (2019年9月6日 8時) (レス) id: 4dc77b98a2 (このIDを非表示/違反報告)
妃芽 - 日向葵夏さん» 更新ありがとうございます！やっぱり、好きだなぁ。ニヤニヤしちゃいます(笑) これからも楽しみにしてます。 (2019年9月5日 14時) (レス) id: 963aece0ef (このIDを非表示/違反報告)
日向葵夏(プロフ) - 妃芽さん» 妃芽さんコメントありがとうございます！しょうかい丁度更新しました！ぜひ覗いてみてください。楽しみにしてくださる方々がいらっしゃると励みになります！ありがとうございます(*^^*) (2019年9月5日 0時) (レス) id: 4dc77b98a2 (このIDを非表示/違反報告)
妃芽 - はじめまして。しょうかい、好きです。楽しみにしてます(*´ω｀*) (2019年9月4日 23時) (レス) id: 963aece0ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日向葵夏 | 作成日時：2019年7月16日 16時
