ろく ページ6
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宮侑side
日｢侑さん！合宿も無事、終わったことだし、ご飯にでも行きませんか！？｣
｢すまんな、先約があるんや！ほな！！｣
疲れて動けないはずなのに、足が試合の時くらい早くまわる。
新幹線に乗り込み、マンションをめざした。
20:15 p.m.
自宅に着き、玄関に荷物を放り投げて隣の部屋のインターホンを鳴らした。
『宮さん、お疲れ様！待ってました！！』
と同時にバタバタと聞こえてくる足音。
遥｢みゃーさん！おちゅかれさま！！｣
｢遥輝！おりこうさんにしとったか？｣
遥｢うんっ！はやくはやく、ごちそうだよ！｣
｢Aちゃん、お邪魔するね｣
『どうぞ！合宿お疲れ様。』
歩くにつれ濃くなる美味しそうな匂い
『疲れてるかなって思って沢山作っちゃった笑』
｢むっちゃ美味そうや。食いたい！｣
『どうぞどうぞ。お代わりあるから、沢山食べて！』
遥｢たくさんたべて！！｣
あんなに山盛りあったご飯を全て平らげてしまった。
『ぜ、全部なくなった･･･』
｢ご、ごめん！美味くてつい･･･｣
『ううん、こんな誰かに沢山食べてもらえるの久しぶりで嬉しい！』
遥｢うれしい！みゃーさんとたべれてうれしい！｣
なんだこりゃ、何だこの可愛い生き物･･･
｢おいで遥輝！頭撫でたる！｣
遥輝の黒くてツヤのある髪の毛を撫でる。
遥｢くすぐったいよっ！｣
なんやこの暖かい空間。まだ出会って短いけど、こんな楽しい人がお隣さんでよかったわ。
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貴方side
ご飯を食べ終わって、片付けを手伝おうとした宮さんを、疲れてるだろうからゆっくり休んで！と言って帰した。
遥輝はリビングで本を読んで、私は沢山作って空になった料理の皿を洗う。
『っふ･･･グスッ･･･っ』
どうしても光輝と宮さんを重ねてしまう。
〈Aの料理は世界一だよ！〉
〈今日のご飯は？もーお腹すいて死にそう。〉
〈いつもありがとう！〉
美味しそうに食べる姿が重なる。
遥｢ママ？なんでないてるの？｣
『！！はる！大丈夫だよ、ごめんね。』
しゃがんで遥輝の目線に合わせる
遥｢ママがかなしかったら、ぼくもかなしい。｣
小さい手が私の首に回る。
『はる、ママダメだね･･･もっと頑張るね？』
遥｢ママはダメじゃない！ぼく、ママ大好きだよ！｣
その言葉で、涙が止まらなくなった。
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さくらもち - なんですか！天才ですか！宮くん最高です！ (2020年4月29日 17時) (
レス) id: c2e5a10dd5 (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - ももたんの桃拾いさん» ありがとうございます！新作もあるのでよかったらこれからもよろしくお願いします！ (2020年4月28日 16時) (レス) id: afe3d2a328 (このIDを非表示/違反報告)
ももたんの桃拾い(プロフ) - むっちゃ感動しました！ティッシュ片手に持ちながら読ませてもらいました！これからも応援してます！ (2020年4月27日 12時) (レス) id: 08a613338a (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - いちごアメさん» えぇ、感動してくださる人がいるなんて…ありがとうございます！ (2020年4月26日 12時) (レス) id: afe3d2a328 (このIDを非表示/違反報告)
いちごアメ(プロフ) - こんにちは！すごく泣きながら見させていただきました！！！持つ涙無しでは読めないです(笑)泣きすぎて目が痛いぐらいです(笑)応援してます！小説頑張ってください！！！ (2020年4月26日 4時) (レス) id: 067b8772b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rain | 作成日時：2020年4月19日 13時
