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27話 ページ27

どのくらい寝ていただろうか。眼が覚めるとそこは牢屋の中だった。体を起こすと両手が後ろで拘束されていた。縄だったら抜けれたのだがご丁寧に手錠をつけられている。

『最悪』

どうやってここから出るか思考を巡らせていると、牢屋の鍵が開きAを捕まえたリーダー格の男が入ってきた。

「じゃあ早速話してもらおうか。我々国の情報を」

男の質問責めにあったがAは無視か知らないを貫いてた。痺れを切らした男は彼女に平手打ちをしようと手を上げた。それを、察した彼女はぎゅっと目を瞑った。

ドンッ

激しい爆発音と共に建物が揺れた。何事だとリーダー格の男が鍵をかけずに牢屋を出ていった。Aは1人その場に取り残された。

『もしかして………ゾム?』

時々、男達の悲鳴が聞こえたが数分したら爆発音や銃声が無くなり静かになった。遠くから牢屋に近づいてくる足音が聞こえてきた。キィと牢屋が開く。彼女が顔を上げるとそこには。

ゾ「無事やったか!?A」

そこには、ゾムの姿があった。ゾムは心配そうに彼女の容体を確認した。ついでにAの手錠もピッキングで丁寧に外した。

『ど、どうやってここが?』
ゾ「インカム。もらったやろ?ロボロから。あれなGPS機能付いとるんやで」
『あ、そうなんだ……』

AはインカムにGPS機能がついてる事を警戒する事を怠っていた。荷物にでも紛れたのだろう。そんなことよりも、ゾムが助けに来てくれた事が嬉しかった。

ゾ「無事で良かったわ」
『敵は?』
ゾ「全員やったで。とりあえずこっから出るで」

ゾムはAの手を掴み立ち上がらせた。ゾムは通信でロボロにAを見つけたと報告した。

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雪だるま(プロフ) - 傘お化けさん» コメントありがとうございます!ゾムさんは推しますよもうしんどい。続編、新作を待っていただける読者さんの声を聞けて大変嬉しい限りです。長い間待たせるかもしれませんが新しい作品が作れるよう努めてまいります。最後までお付き合いありがとうございました!! (2018年7月19日 23時) (レス) id: a79d36039b (このIDを非表示/違反報告)
傘お化け(プロフ) - コメント失礼します!私もゾムニキ最推しでゾムのお話ばっかり書いています。完結、おめでとうございます!続編が出たら読ませていただきます!もちろん、新作の場合も読みます!これからも頑張ってください (2018年7月19日 23時) (レス) id: 4b6ec1c8eb (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま(プロフ) - ぺんぺけさん» コメントありがとうございます(^^)そう言って頂けて大変励みになります!毎日投稿頑張るんで楽しみにしててください。 (2018年7月3日 11時) (レス) id: a79d36039b (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぺけ - コメント失礼します。夢主さんとzmさんの関係いいですね!好きです、これからも頑張ってください! (2018年6月30日 12時) (レス) id: 84b17b0d54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪だるま | 作成日時:2018年6月24日 1時

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