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「付き合うた人数は…えと……何人やっけ……分からん!」




『わからんのかい!』




「いちいち覚えとらん」




モテる人は言う事が違うね、凄いや。
もし治と中身入れ替われたら女選び放題か…ちょっと興味あるな









「経験人数は…3.5人」





『その .5は途中までしたって事?』





「せや」





『へえ意外。もっと人数居るかと思った。治モテるし』





「俺を何やと思とんねん」





『あはは…』






…うっわー。言いにくい。だって私の方が微妙に人数多いんだもん


私の中では、治のがやっぱり上だね〜!って笑い話になる予定だったのに。うわぁどうしよう







「はい、次Aの番やで」




『うっ』





大丈夫だよね。女友達のそういう話、別にそこまで興味ないよね。








『好きな食べ物は…なんだろ、お寿司かおにぎりかなぁ。
将来の夢はまだ決まってない!』





「で、次」





『次』




「答えんと出られへんで」





『付き合った人数は…2人?3人?いやあれは付き合ったに入らないか…2人だな、うん』






「ふーん」





『け、経験人数は……4.5人、です』






「…へぇ」






『治、それ以上ぎゅーする力が強くされたら私潰れる』






待って、本当に待って。めちゃめちゃ苦しいからね。
私の事ぺしゃんこにするつもり?







「相手どこのもんや」




『言い方怖い』




「誰や」




『質問になかったので黙秘します』




「俺の知っとる奴おる?」




『居ないよ。って黙秘って言ったじゃん!ついうっかり答えちゃったよ!』





「高校一緒?」





『無視!?…ってかそんなの聞いたってつまらないでしょ』





「俺の質問に答えんと部屋から出られへんで」







確かにもう脱出口はあるのだ。
だけど治が一向に離してくれないから出られない







『…全部中学の時だし稲荷崎には居ないよ』





中学時代、少々やさぐれていた私は
初めてをドブに捨てたようなもんだった。



今思えば、もっと自分を大切にしておけばよかったと後悔。








「嫉妬で気ぃ狂いそう」





『いやなんでよ。びっくりとか引くとか他にあるでしょ』





「引かんけど高校同じやったら潰してたかもしれん」





『今私、治の腕の力で潰されそうなんだけど』






突然首筋をガブッてされて痛いような擽ったいような。


次は、ちゃんと好きな人がいいなとボソッと呟いたら
一瞬緩まった彼の腕の力が再び強くなった

床ドンとキスと金髪と→←バックハグと問と銀髪と



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設定タグ:ハイキュー , 宮侑 , 宮治   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:rae | 作成日時:2021年8月1日 22時

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