ちょっと愚痴ったら反社に引き取られたんだが⁈【オメガバーズ】【梵天ギャルズ愛され】【灰谷蘭】【灰谷竜胆】【三途春千夜】【九井一】

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「お前ヤクやってんのかぁ？」



ドキッ

あの薬やっぱ違法のやつ？？


『やってないよ！』


「じゃあこれはなんだよ」


今日のお客さん春千夜はニタァと嫌な顔をしながら私の薬の入った袋を振り回し

顔を互いの鼻先が降れる距離まで近づけてくる。




イケメンだなっ！、、じゃなくて！！


まつ毛美容液何使ってんの？、、じゃなくって！！




『その薬はですねぇ、、、えっと酔い止めです』


「お前車乗んねぇだろ」


『、、、生理痛を抑えるやつです』


「生理今月終わったばっかだろ」





何で把握してんだよ！！


「何がおかしいんだ？」って顔してるし


あーもうどうにでもなれ！




『私もその薬が何なのか知らないの！でも飲まないといけないのっ、、飲まないと』


「飲まないと、なんだ？」


春千夜は何か察してくれたのか屈んで目線を合わせてくれる。



『、、っいえない』


すると

グイっと引き寄せられ、気が付いたら私は春千夜の腕の中にいた。






「A、言え。俺らがお前の願いを叶えてやる。」




トクン。トクン。

春千夜の心音を聞いていたら涙と一緒にすべて吐き出してしまった。


ルールのこと。

マスターのこと。

ルールを破ったペナルティのこと。

そしてここを二度と出られないこと。







話し終わると春千夜は私のことを強く抱きしめた


「怖かったなぁ。」


と言い。今度は私の目を見て


「で、願いはなんだ」





願い。

それは＿＿＿＿＿＿




『生きたいっ、、、、、蘭ちゃん竜ちゃんとココと春千夜と』


意外だったのか春千夜は少し目を見開き、またニヤッと笑った。



「任せろ」

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