＊ ページ7
『生きたいの？』
rbr「俺は！死にたい言うとるやろ！」
『だって、今抵抗したじゃん』
rbr「ぁ……」
俺がさっき咄嗟に取った行動は、死にたくないという俺の迷いからきた行動やった
俺は…死にたいんやないの？
なんでさっき俺は抵抗したんや？あのまま言ったら死ねたんやぞ？
『明日、新しいゲームでるね』
rbr「…んぁ？おお……俺ゲーム好きやからちょっとやってみたい」
『明日、どんな星座が見えるのかな』
rbr「わからんなぁ……」
『駅前に美味しいカフェできたんだってね』
rbr「そうやなぁ……混んでそうやな」
『そうだね』
俺とAで座り込んで他愛もない話をする
俺は…こうやって本心で、俺を全部知ってるヤツと話したかったんかなぁ…
『そういうことが、生きたいにつながるんだよ』
rbr「え……」
『こうやって話せる友達がほし”かった”
ゲームをやりた”かった
明日の星座が気に”なった”
君はまだ未来を語れるんだ
私やもう未来を語れない者からしたら、君が嫌いな君が羨ましくてたまらない』
rbr「でも……俺は…」
『君は今そんな未来ある人生を潰そうとしてるんだよ。
君は自分の気持ちを潰すだけじゃなくて、人生まで潰すつもり？』
そうや…今まで自分を押し殺してきて、なんになった？
結局は俺の自己満足やったんやなぁ……
演技して取り繕って作ったけど、友達とおるときは楽しかった
rbr「俺は………俺は、生きていたい！生きて、まだやりたいことも…い、っぱい…ﾋｯｸ…ある、あるから……ｸﾞｽｯ…」
『なぁんだ。思えるんじゃん。その感情！』
Aは俺ににっこりと、そう笑いかけた
俺が自分の涙を拭って、前を見ると
もうそこにAはいなかった
rbr「A………？」
そこにあるのは、２つ括られたロープと
白と淡いピンクの羽
俺はそのどこかAのような羽を拾い上げて
Aが死なないようにと願いながら
木に括ってあるロープを２つ解いた
俺はさっきのことが夢のような気分で、家に戻った
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ロボロ〜！お前これ好きだよな！」
rbr「あ………ううん。俺実はそれそんな好きちゃうねん」
「えぇ！？」
rbr「だから……今日は俺が持ってきたこれで遊ぼうぜ！」
「おう！！」
rbr「声でかいねんお前ｗ」
「お前もやｗｗ。てかなんか辛辣んなったな」
rbr「なんや。あかんか？」
「いや、そっちのほうがいい！」
＿＿＿＿
『造花も花も、どっちも美しいよ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海(プロフ) - に‘‘ぃ‘‘さ‘‘ぁん‘‘ーーー (2022年10月16日 10時) (
レス) @page33 id: 5511dd41f6 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ*(プロフ) - みずきさん» ありがとうございます(?). (2022年10月5日 19時) (レス) id: 789bc89d04 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 全あたいが泣き発狂した (2022年10月5日 16時) (レス) @page33 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ*(プロフ) - お塩さん» よし任務遂行(???)コメントありがとうございますw! (2022年10月4日 0時) (レス) id: 789bc89d04 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ*(プロフ) - レモンライムさん» とても嬉しい感想ありがとうございます！！レモンライムさんの小さなことでもいいので何か悩みを軽くできていたら嬉しいです。コメントありがとうございます！ (2022年10月4日 0時) (レス) id: 789bc89d04 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
