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ジャック・スパロウは思っていたより、普通の男だったそれでも何か惹かれる物がある人…さっきからチラチラ目線が合うのが気になるけどね…。

呆然と考えながらノリントン様達の話を聞き流していれば、誰かに腕を引かれ首元に銃を突きつけられた。

『な…なんですか…』

ジャック「すまない、お嬢さん…提督が優しければ頭は吹っ飛ばさないから」

抵抗しても無駄なので、ずっと探していたジャック・スパロウが何をするのかを見守りながらも、彼の荷物を受け取れば全てを身に付けさせていく。

ジャック・スパロウの服を返し終われば「諸君、今日と言う日を忘れるな!捉え損ねちまったなこの…キャプテン・ジャック・スパロウを」という言葉を最後に、海軍の元へと私は押された。

エリザベス「A!大丈夫!?」

『大丈夫ですよ、お嬢様』

久しぶりに戦闘をしても良かったが、まだ私が海賊…ましてやカリブ海の姫という事は隠しておきたい、ジャック・スパロウにバレてしまって対応が変わるのが怖いのだ。

海軍がジャック・スパロウを撃ち、必死に逃げる相手を見守りながらもエリザベス様と屋敷へと戻った。

しばらくして、鍛冶屋でジャック・スパロウが捕まったと聞いたが今の私には何も出来ないので、夜の支度をしてエリザベス様の元へと向かった。

『お嬢様…失礼しても宜しいですか?』

エリザベス「えぇ!」

ネグリジェに着替え終わっているエリザベス様に近づいて、綺麗な金髪を梳かしながら話をする。

それがいつもの日課だ、だが…今日は少し違った…ポート・ロイヤルが海賊により襲われたのだ。

『こちらに隠れていてください!』

何が目的かは知らないが、ここは総督の屋敷だ海賊なら確実に来るだろう…近くの剣を手にして少し考えていれば、下の階から銃声が響いた。

様子を軽く見てみれば、見覚えのある人達。

『ブラック・パール』

最悪だ、1度は逃げた船の船員が下の階に居る…どうするべきか、私一人なら窓から飛び降りても構わないがエリザベス様が居るからそういう訳には行かないと、なると方法は一つだけだ。

ブラック・パールの船員が来た瞬間、私は持っている剣を落として、撃たれる前に「パーレイ」と告げた。

『私と、お嬢様を船長に会わせて下さい』

海賊というものは、自由だが掟には厳しいのだパーレイというのは傷つけられる事無く船長に会えて交渉を行える言葉だ私は、お嬢様に出てくるように伝えて海賊に連れられてブラック・パールに向かった。

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アロメ(プロフ) - 続きが気になる!(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク (2023年4月22日 21時) (レス) @page3 id: b8b8794cc3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリカ | 作成日時:2020年11月9日 19時

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