16.まおーってすごいね ★ 晴れ ページ16
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…確かミリムっておだてればちょろいんでしょ？
じゃ褒めるか。
『んぇ？だってミリムさん魔王でしょ？
知ってるよそんくらぁい！
私は只のオーガの長の次女！名前は無い！
それよりさ、ミリムさんって凄いよね！憧れちゃうなぁ！』
この際めんどくさいから名前付けてくれんかな。ミリムさんよ。
そんな気持ちを込めてミリムを見つめる。
ミリム「おー！！やはりワタシは強いのだ！！わっはっはー！！
む、まだお前は名が無いのだな！？
ならばワタシが付けてやるのだ！！」
うし。
心の中でガッツポーズをして、ありがとう！とお礼を言う。
『あ、漢字にして貰って良いー？』
ミリム「漢字だな！ワタシに任せるのだ！！」
ミリムは地面に、
先程バキィッ！！という大きな音を立てて折ってきた枝で候補を書き始めた。
灯果、黄李、福、ふむふむ…
…センス良いな！？
普通悪いだろこういう感じの人って！！
『ねぇ！私これが良いー！！』
そう言って黄李という文字を指差す。
ミリム「確かにお前に良く合った名前だな！じゃあお前は今から黄李なのだ！」
そう告げられた瞬間、自分の中で何かが変わった気がした。
…名前が付くと強くなるって言うしね。確か。たぶん。
『ねぇ、私ってミリムさんにタメで大丈夫なの？』
さっきから気になってた事を疑問に出すと、
ミリムは何故か不思議そうな顔でこう言ってきた。
ミリム「え？ワタシと黄李はマブダチじゃないのか？」
…嬉しい事を言ってくれるじゃないですか！
『うん！じゃあ私もミリムって呼んで良い？』
なんとなくノリで聞いてみる。
ミリム「うむ！良いぞ！ワタシをミリムと呼ぶのは魔王たちだけなのだ！！」
…本当に良いの？
『じゃあミリムって呼ぶね！よろしくミリム！』
それから暫くミリムと喋っていたら、
私を呼ぶ声が聞こえてハッと我に帰った。
『ミリム！私帰らなきゃだからまたね！！』
ミリムと笑顔で別れ、声のする方へ走る。
名前を付けて貰ったので、
村の皆がどう驚いたりするのか今から楽しみだ。
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竹輪*胡瓜@琳灯-linto-(プロフ) - 黒猫Mさん» ですよねww頑張って支障の出ないようにしますw (2021年4月21日 19時) (
レス) id: 9201fca298 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫M(プロフ) - これは…私のよりチートっすねw頑張って下さい。 (2021年4月21日 16時) (レス) id: 04fac230c8 (このIDを非表示/違反報告)
竹輪*胡瓜@琳灯-linto-(プロフ) - 来た！来てくれたんですね！ありがとうございます！夢主ガチのチートですwwこれからもよろしくお願いします！ (2021年4月20日 21時) (レス) id: 9201fca298 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫M(プロフ) - 面白そうな設定です!これから楽しみに見ますね!頑張って下さい! (2021年4月15日 19時) (レス) id: 04fac230c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴れが好きとあおまゆ x他2人 | 作成日時：2021年4月9日 6時
