【転スラ】転生したら オーガの長の次女／猫耳族 だった件。【合作】

13.川遊び　★　晴れ ページ13

タイトルでsideがわかると思うので私はside書きません。

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山で川のせせらぎを聞いている内に、
川遊びをしたくなった。


『お兄ちゃん！川で遊びたい！！』

紅「じゃあ父さん達に知らせてから
行こう！」


直ぐ様賛成してくれるお兄ちゃん。


紫「賛成です！早速行きましょう！」


紫は何も聞いていなかったのか川へ向かおうとする。


朱「ちょっと紫！
聞いてなかったのですか！？」

蒼「あ、姫、転けますよ。」


足元の段差に気付かなかった。


『あっ、そうだね。ありがとう。

…何かさぁ、蒼ってさぁ、堅くない？』


これ本当に思う。敬語だしずっと真顔だし。


蒼「そうですか？」

紅「確かにな！」


長の家に仕えているとは言え
なんかむず痒いから直して欲しいわ。


紫「なんかむず痒いです！」

朱「全くです！
蒼はもっと笑うべきです！」


ふんふんと私は大きく頷く。


蒼「でも、どうしようも無…」

『じゃあもっと笑って！！
じゃないと私、泣いちゃうよ？』


そういってしゃがみこんで私は泣き真似をする。

周りで姉様と兄様は苦笑い、
紫がわたわたしてるのが見える。

蒼も少しわたわたしてるのが見えたので、


『…なんてね！焦り過ぎ(笑)
取りあえず、蒼は笑え！顔を動かせ！
表情筋いつか死んじゃうぞ！』


そう笑ってみせる。

＜報告です。マスター、何やら膨大な魔素量を持つ者がこの森にいるようです。＞



…おいおいまじかよ。

危ないなぁ。





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