11.木霊 ◇ あおまゆ ページ11
side セイラ
神様に言われた通りに走ること一分。
いや凄いわチート。
全速力で走ってても全く疲れないしめちゃくちゃ速い!
楽しい!
そんなこんなで着きました、大木。
遠くから見てたときよりもやっぱり迫力があるなぁ。
でっかい。
空まで届きそう。
あ、そんなことより!
自分ってどれくらいの顔面偏差値!?
急いで湖に駆け寄る。
そして、そこにいたのは。
猫耳としっぽがはえた、可愛い儚げな美少女。
誰…!?
可愛いすぎる!!
これで堂々と推しに会える!!
やったあああぁぁぁ!!!
?「ちょっと誰?私のテリトリーで大声を出すのは。邪魔なんだけど。」
え?
出してないよ?
声には…出して…なん、か
たぶん。←
?「バリバリ出てたわ。今のもね。」
『え!?それは失礼しました!申し訳ございません!……?あなたはどちらさまですか?』
木「私は木霊よ。ていうか、私の事も知らずにここまで来たの?馬鹿にも程があるわ。」
う¨っ。
べ、別に、知らなかった訳ではないんですよ!
って叫びたいくらいだが、
流石に怒らせてしまうと友達になってくれなさそうだからやめておこう。
ん?
聞き間違いかって?
………何が?←←
友達になること?
んな馬鹿な。本寄よ本気。
だって
一人って寂しいし。
この子、強そうだからいざと言う時に凄い助けてくれそう。
あと、面白そう。
木「さっきから何を考えているかと思えば。私だって一応は神と同等の力を持つもの。なめられたら困るわ。」
『す、すいませんでしたぁ!!』
木「でも、もし、本当にどうしても友達になって欲しいって言うんだったらなってあげなくもないけど?」
『え?』
予想外の展開だ。
まさか自分から言ってくれるなんて。
木「ただし。この私を倒したら、ね。いいかしら。」
『はい、もちろんです!』
この子と仲良くなれるんだったら!
ちょっと怖いけど。
私が木霊からの申込みを了承すると、
大木が輝きだした。
そして、
気が付くと私の手には鞭が握られていて、
目の前には、
真っ白のワンピースを着たライトグリーンのふわふわした髪の女の子が
浮いていた。
可愛い!!!←←←
え!?
もういい!
こんな可愛い子と友達になれるんだったら
本当に全部どうでもいい!
怖さなんて吹っ切れた。
木「先に相手の手を掴んだ方の勝ちね。ようい。」
絶対に、
木「スタート!」
絶対に負けない。
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竹輪*胡瓜@琳灯-linto-(プロフ) - 黒猫Mさん» ですよねww頑張って支障の出ないようにしますw (2021年4月21日 19時) (レス) id: 9201fca298 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫M(プロフ) - これは…私のよりチートっすねw頑張って下さい。 (2021年4月21日 16時) (レス) id: 04fac230c8 (このIDを非表示/違反報告)
竹輪*胡瓜@琳灯-linto-(プロフ) - 来た!来てくれたんですね!ありがとうございます!夢主ガチのチートですwwこれからもよろしくお願いします! (2021年4月20日 21時) (レス) id: 9201fca298 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫M(プロフ) - 面白そうな設定です!これから楽しみに見ますね!頑張って下さい! (2021年4月15日 19時) (レス) id: 04fac230c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴れが好きとあおまゆ x他2人 | 作成日時:2021年4月9日 6時