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ホームルームが終わったら前の席は静かで、寂しく感じた
机の端にはさっきまでいじっていた消ゴムが一つおかれていてその乱暴に使ったあとはまるで灰谷さんの性格を表しているようだった
無邪気に幼く笑う顔も、紫色に光る吸い込まれそうなほど綺麗な瞳も、おとなしめにかけた眼鏡もその消しゴムが連想させて
退屈な授業はそれだけでいつもの倍楽しく感じた。
そうやって授業はあっという間に終わって次は移動教室だ
すると心配したような目付きで初日に話しかけてきた彼は私の方へと向かってきた
モブだよｳﾋｮ「一ノ瀬さん！大丈夫？何もされてない？」
されたどころか灰谷さんは失礼な私に笑ってくれてた。
私の気持ちをスッキリさせてくれた
寧ろ、嬉しいことをされた。
でも全部隠したかった私が知っている秘密にしたいほど灰谷さんの行動が眩しくて眩しくて、言おうとした言葉を飲み込む。
『…なにも』
いつも通り笑ったら彼は笑い返してくれる
モブだよｳﾋｮ「一ノ瀬さんの笑顔って素敵だよね」
さ、いこっかと言う彼に灰谷さんのような感覚にはなれなかった
好きとかそういう気持ちじゃなくて、不思議、興味に近い感じ。
そんな灰谷さんともっといたいって友達になりたいと思っていた
けど彼は私に近づくなと言われる。
命令されるのはなれている昔からそれを聞いてしまっていたから
中学生、母は私を使って自分の手を染めずに犯罪を犯した
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キクラゲ(プロフ) - @じゅらさん» ありがとうございます〜♪いつも作品見に来ていただいてもう特大の感謝を送ります受け取ってください((((殴？) (12月2日 18時) (
レス) id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
@じゅら - 主さん、今回の作品も神過ぎです！！続きも楽しみにしてます！(*´μ`*) (12月2日 14時) (レス) id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キクラゲ | 作成日時：2023年11月20日 17時
