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『男の方は私の、…私の、』
私の何？
愛してるや大好きも口だけで、付き合おうとかそんな関係は一度も言ってくれなかった。流れで脱いで流れで一緒に暮らして偽りばかり。
きっと彼の口からでた愛してるも大好きも嘘。私だけの言葉じゃない
『同棲してたし、身体の関係もあったけど…付き合ってはない。彼にとっても私はただの女。』
三ツ谷くんは頷くことも喋ることもなくて、静かに聞いているだけだった。私がいった通り否定等はせず、少し顔を険しくさせながら私を見つめた
『最初からわかってた彼が他の女ともそういう関係を持っていることは、でも………言えるわけない。私は彼の彼女でも何でもないから彼のやっていることに文句は言えなかった。けど私だって限界がある。好きだったんだ彼のことがどうしようもないくらい
そんな人が私だけを見ていないのをずっと我慢なんてできない。逃げて来た日、三ツ谷くんと会って、三ツ谷くんが優しいからその優しさに漬け込んでしまって彼と三ツ谷くんを重ねていた』
三ツ谷くんにはなから好意なんてなかった。私のわがままで三ツ谷くんを振り回して、あげくの果てに蘭ちゃんと重ねて、バカみたい。
一番最低なのは私じゃん。蘭ちゃんも三ツ谷くんも被害者じゃん。
『三ツ谷くんが見た私と彼は偶然会っただけ。予定もしてなかったし、連絡先もブロックしてる。あのとき正直心が揺らいだ。初めて見る余裕のない顔に罪悪感が込み上げてきた。まだ一緒にいたいって思っちゃってそんなのわがままで区切りをつけたくて、さようならを伝えてた。迷惑かけてごめんなさい』
深々と頭を下げる。今は返信を待つしかない
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キクラゲ(プロフ) - @じゅらさん» ありがとうございます〜♪いつも作品見に来ていただいてもう特大の感謝を送ります受け取ってください((((殴？) (12月2日 18時) (
レス) id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
@じゅら - 主さん、今回の作品も神過ぎです！！続きも楽しみにしてます！(*´μ`*) (12月2日 14時) (レス) id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キクラゲ | 作成日時：2023年11月20日 17時
