検索窓
今日:1 hit、昨日:30 hit、合計:16,523 hit

20 ページ21

『おまたせ。』







足を組んでスマホをいじる姿は髪型も性格も似ていないのに、私の好きな人を連想させるから、どうしてもリンちゃんをまともにみれない。

他の理由もあると思うけど、








座れよと落ち着いた声が響いて心臓が早く動く。変な汗が毛穴からだらだらと休むことなくてできて、不自然な動きをすれば勘づいてることがばれるのではないかと昔みたいに笑ってみる







けどそれは逆効果で何年も私の隣にいたリンちゃんにはすぐに見破られた。リンちゃんは私の笑顔が嫌いらしい。




そんな顔するぐらい自分は頼りないのかとカッコつけているカリスマ性に大きなダメージになるとやめろと言われた







諦めた私は潔く大事なこと?。と聞く。見ていたスマホを置いてこっちを見つめて一つため息を溢す








竜胆「なぁ、兄貴に違和感ねぇ?」










予想通りの発言に私の口は言うことを聞いてくれない






ただ竜胆の席におかれたブラックコーヒーの匂いが貴方を思い出させる









竜胆「兄貴、お前だけって思ってんのかな」










なぜか質問系で他人事で窓を見つめてる









いらだった訳でもないし、そんな感情ひとつもないって訳でもない









『知ってるよ。他の女の子と遊んでいることぐらい』









それ続けるように視界が滲んでしょっぱい味がする








『でもしょうがないじゃん。私蘭ちゃんのことが好きなんだもん』






壊れるぐらい狂うぐらい私はあの人が好き、たとえ違う女を選んでも帰ってくる場所は私のとこがいい。






顔もまともに見れないけどきっとリンちゃんは驚いていると思う

リンちゃんがあたえてきたヒントに知らんぷりをして、普通だよとか嘘をついて、こんな風に素直に言われるまで逃げ続けたのは私なのに、




今更知ってるよなんていったら気味が悪いよね

21→←19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
157人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

キクラゲ(プロフ) - @じゅらさん» ありがとうございます〜♪いつも作品見に来ていただいてもう特大の感謝を送ります受け取ってください((((殴?) (12月2日 18時) (レス) id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
@じゅら - 主さん、今回の作品も神過ぎです!!続きも楽しみにしてます!(*´μ`*) (12月2日 14時) (レス) id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:キクラゲ  | 作成日時:2023年11月20日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。