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勇気を出した自分、
授業をサボった日、
灰谷さんといた時間、
すべて鮮明に覚えていて、そのどれもが新鮮だった
先生にはこっぴどく叱られたけど悪い気はしないし、寧ろその怒られたのもなんかいい。それ以上言葉が浮かばなくて初めて男の人と交換した連絡先を眺めてははぁ。といつもとは違うため息が出る。
次の日前の席を見ても何も感じないほど私には殺風景な景色に仕方がないかと席につくと、またまた心配する彼があらわれる
モブだよウヒョ「殴られてない?怪我した?大丈夫?」
全くほしい言葉はなくて、つまらない。
『大丈夫だよ』
笑って返せば名前も知らない彼は肩を少し下げて、笑った顔やっぱり綺麗。なんて聞こえないぐらい小さい声で言う
嬉しいはずなのに嬉しくなくて、
何かがつまった
誰もいない教室。外で聞こえる人の声。早くいかないと遅れる
正直今日もサボりたいけど彼とサボるぐらいなら授業を受けたい
『そろそろいかないとな』
さがって行く私に目付きが変わって近づいてくる彼にへんな胸騒ぎがする
モブだよウヒョ「君のためにいってるんだ。いつかはこうされるかもだろ?」
壁においやられていく、
パシッ
『私、貴方の物じゃないんだけど。』
思いきり彼の頬を平手うちして唖然とする彼に一言放つ人に指図するとかしたことないけど私の心が少しずつ悪い方へと揺らいでいっている
教室を出ようとするドアが開ける前に開いて、目の前に立つ優しい雰囲気をした彼
『灰谷さん。』
酷く甘い香りが鼻を擽って腕を捕まれたと思ったら私のことを学校からさらってく
揺らいできたのもきっと彼のせい。
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キクラゲ(プロフ) - @じゅらさん» ありがとうございます〜♪いつも作品見に来ていただいてもう特大の感謝を送ります受け取ってください((((殴?) (12月2日 18時) (レス) id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
@じゅら - 主さん、今回の作品も神過ぎです!!続きも楽しみにしてます!(*´μ`*) (12月2日 14時) (レス) id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キクラゲ | 作成日時:2023年11月20日 17時