17.当たり前って何? ページ18
『平和だ…』
反社の秘書が何をいってるのやら自分でも分からない
でも、
ずっとこのままみんなと楽しく入れるのだったら、どんなに辛い死にかたでも皆と最後まで入れるんだったらいいのかなと時々青い空を見ると思ってしまう
竜胆「何ボーッとしてんの」
『え、あぁ考え事!』
笑って振り返れば笑顔を返してくれる
けど蘭は私みたいに空を見ていつもたずねてくる
蘭「なぁ、A?」
蘭「本当に全部隠してしまっていいの?」
隠す…ね
『じゃあさ蘭、蘭はずっと他に女がいるのお気に入りの子にはかくしとおしてるでしょ?』
ひじをついて顎を手にのせる
蘭は当たり前ーといつも通り笑って堂々と答える
それが蘭の当たり前だから当たり前だと言えるのだ。
キュッと口を塞ぐと私は今本当に幸せなのかと思った
当たり前は普通のことそれは幸せに繋がる
でも私は隠すことを当たり前だと思えなかった言えなかった。質問を質問で返してしまった
ホントにいいのかといった蘭は私の表情をみて分かりやすく笑う
しっていたのだろう予想していたのだろう
『蘭、竜胆…?私どうしたいのかな』
窓から入る風で髪がなびいていた
その顔は何も考えてなさそうだった
答えもあいまいでさあなと一言考える私にソッと二人は出ていく
あの青空の青は私に答えを教えてくれなかった
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キクラゲ(プロフ) - じろにゃん★さん» 続き楽しみにしていただきありがとうございます♪今こちらの作品を優先しておりますので時間があるとき覗きに来てみてください! (10月29日 19時) (レス) id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
じろにゃん★ - 続きをお願いします…!! (10月29日 16時) (レス) @page30 id: 2ad09e2f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キクラゲ | 作成日時:2023年8月2日 23時