好きって言って【三途 春千夜】

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翌日、お買い物に言ってた明日は私の誕生日
今日ぐらい贅沢してもいいよね

気づくと辺りは真っ暗
夜の町とも呼ばれるここにいるのは危険だ

急いで帰らないと

いろんな人が声をかけるのを無視して走る、

お兄ちゃんしか私にはいない、

でもある声で足を止める


春千夜「いくぞ」


見てみるとお兄ちゃんがいた


全くこんなとこでなにしてんだよ

お兄ちゃんと言おうとする口を手で押さえる

隣には見たことない女の人がなれなれしくお兄ちゃんといた


「ほんと？大好き！」

春千夜「俺も、好き」


入った先は大人のホテル
それにお兄ちゃんは女の人に簡単に好きって言った


私にはいってくれない言葉


悔しくて悲しくて
さっきよりも早く走った


『はぁ、はぁ、』

家につくとちょうどよく連絡がくる、

『…今日と明日は家に帰らないっか…』


今日は多分あの女の人と…

でも一番ショックなのは明日帰ってこないこと

明日は私の誕生日だ、

明日、帰ってこないってことは覚えてないんだよね


私、やっぱり邪魔者なのかな

ずっとお兄ちゃんといるのは駄目かな


視界がぼやける

もうずっと我慢してきた

わかってくれない気持ちも
帰りが遅いときも

全部我慢してきた

なのに、何でこうなっちゃうんだろ


お兄ちゃん、気持ち分かってよ

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