大好きだったの。 ページ38
「私ね、知ってるつもりなの。
祐君は、たしかに女好きだけど
愛してる女性には一途だと思う」
って言ったら、
ちょっと笑って
祐『 はは！俺そんな女好きなのかな？
いや、嫌いじゃないけどさ・・・
だって
可愛くない？女の子ってみんな。』
そういう、バカ正直なところが
女を傷付けるのに、
誰もあなたを嫌わない。
「応援してる。お互い幸せになるといいね」
私は、とてもスッキリした気持ちだった
手越祐也がどんな人間か、これで分かった。
でも私も、あなたを嫌わないよ？
だって、あんなに楽しい毎日は
もうこの先も無いと思うから
立ち去ろうとした時、
祐『A?』
振り返ると、祐君はとても真剣な顔だった
祐『今日、お前が言ったあのセリフは
台本とかじゃ・・・なくない？』
今朝の撮影で、私は
祐君に思いっきりキスされて言った
ー だいすき だったよ。 ー
「アドリブで、言ったよ。」
祐『 あれは・・・
本当の気持ちなの？』
「なんで？」
祐『・・・いいじゃん。答えてよ』
祐君にしては珍しく
深いところまで聞いて来た
だから、真剣に答えようと思った
「・・・本当の気持ち かな。
心が振り回されるくらい 大好きだったの。」
こんな突然だったけど、
言えて良かった。
じゃなきゃ、ずっと
終われなかったから。。。
ゆっくり見上げた祐君の顔は
ちょっと照れて、でも優しい笑顔だった
祐『ねぇ、A?』
「はーい？」
柔らかいトーンで私の名前を呼んだ祐君が
少しだけ恋しくなった。
祐『もし.
このままAが健人と付き合ったとするじゃん？』
「うん。"もし"ね。」
祐『それでも、
俺には言わなくていいから。』
・・・セリフじゃん。
でも、私は心が動かなかった
祐君が言ったその言葉の意味が
よく分からなかったけど
今更意味を考えようともしていなかった。
だから、誤魔化すことにした
「ねぇ、祐君・・・？
セリフじゃんw」
って言って2人で笑った
祐君は、パーカーの大きなポケットから
取り出して
祐『あげる』
って私の大好きなオレンジジュースを
渡してくれた。
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K(プロフ) - 更新ありがとうございます！！最後まで祐くんと結ばれる事を願ってます、、、！！！ (2019年11月23日 4時) (
レス) id: 19beb64fce (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 健人くんと最後は幸せになって欲しいです (2019年10月26日 9時) (レス) id: 7cad5fa4be (このIDを非表示/違反報告)
はにぃ。(プロフ) - パンナさん» 長らく読んで頂きありがとうございます(^^)ラストまで更新出来るように頑張りますね^_^ (2019年10月15日 2時) (レス) id: beed4f413b (このIDを非表示/違反報告)
パンナ - 久しぶりの更新毎日待ってました！手越くんと幸せになって欲しいと今でも思っていますが、更新楽しみにしていますw (2019年10月14日 12時) (レス) id: e053db6158 (このIDを非表示/違反報告)
machabon2(プロフ) - 健人派 と打ったつもりが… (2019年5月6日 23時) (レス) id: 1c8dd92f54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dholic | 作成日時：2018年4月5日 5時
