完全にスイッチが入った。 ページ30
スクリーンに映されたように
画になる二人は
キラキラした笑顔で
とても楽しそうだった。
健『え、千沙めっちゃ小さくない！？』
って名前で分かった。
健人君の隣にいるのは
女子高生に超人気の
吉木千沙ちゃん。
引くほど可愛い。モデルさん。
千沙「え？本当？」
って言いながら
二人で手を合わせて
大きさを比べてる。
カップルかよ。
って、ちょっと不機嫌になったぐらい
千沙ちゃんは私に気付いて
千沙「あAさん！おはようございます
撮影頑張ってください！」
「初めまして、ありがとうございます」
(多分、今私笑えてない。)
健『あAおはよ。』
って雑な感じの挨拶が終わったら
また千沙ちゃんの方を見て
健『お前、車？１階まで送るよ』
って
下に 降りてった。
私は思わず
後ろを振り返って
風磨君と目を合わせた
ちょっと苦笑いの風磨君は
解けた知恵の輪を
私に見せてきた
「今、それどうでもいい。」
風「はは！」
頭真っ白のまま
控え室でメイクを
直した。
こんな時いつも私を
助けてくれる
メイクさん〔はいはい！そら健人君だって
女友達の１人ぐらい居るでしょ笑
まあ。確かに引くほど可愛かったけどw〕
「ほらね・・・本当に友達？って・・・」
メ〔分かってないのね、中島健人のこと〕
「え？」
メ〔その心配事は無駄よ、
健人君はそんなチャラくない。〕
その言葉を、信じきれなかったけど
千沙ちゃんに笑ってた健人君の笑顔は
あの優しい健人君の顔で
それは私の健人君なのに・・・
なんて 完全に スイッチが入った。
メイクが完璧に仕上がった私は
席を立ち
カバンの中から
さっき買ったばっかりの
ピンクのストラップを
２個取り出した
それを健人君にもらった
iPhoneに付けた
もう１個を持ったまま
控え室を出て
健人君の控え室の前に立って
深呼吸して
ドアを開けた。
誰もいない静かな控え室
真ん中のソファーに座った健人君が
台本を読んでた。
ーガチャー
っとドアが閉まると
２人きりの空間になった。
高鳴っていたはずの
胸の鼓動は鳴り止み
私は少し冷静だった。
少しずつ健人君に近付いて
「隣に座ってもいい？」
って聞いたら
健『いいよ。どしたの？』
「話したい。」
健『何を？』
「健人君と、話がしたいだけ」
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
K(プロフ) - 更新ありがとうございます！！最後まで祐くんと結ばれる事を願ってます、、、！！！ (2019年11月23日 4時) (
レス) id: 19beb64fce (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 健人くんと最後は幸せになって欲しいです (2019年10月26日 9時) (レス) id: 7cad5fa4be (このIDを非表示/違反報告)
はにぃ。(プロフ) - パンナさん» 長らく読んで頂きありがとうございます(^^)ラストまで更新出来るように頑張りますね^_^ (2019年10月15日 2時) (レス) id: beed4f413b (このIDを非表示/違反報告)
パンナ - 久しぶりの更新毎日待ってました！手越くんと幸せになって欲しいと今でも思っていますが、更新楽しみにしていますw (2019年10月14日 12時) (レス) id: e053db6158 (このIDを非表示/違反報告)
machabon2(プロフ) - 健人派 と打ったつもりが… (2019年5月6日 23時) (レス) id: 1c8dd92f54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dholic | 作成日時：2018年4月5日 5時
