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先程よりもギャラリーが増えたように感じる。
日向の調子も戻り、烏野の新兵器となった影山日向の変人速攻が決まった。
他のスパイカーたちの攻撃も次々と決まっていき、
２セット目を無事、烏野が取ることができたのだった。
「青城に影山みたいなサーブ打つ奴いなくて良かったな…」
「ああ、お世辞にもウチはレシーブいいとは言えないからな…」
スガと大地はサーブのことについて安心しているようで。違うと言いたいけど、言ってもいいのだろうかという葛藤の上言葉が出ない。
「油断ダメです。多分ですけど、向こうのセッター、正セッターじゃないです」
そのあいだに影山が訂正を入れてくれていた。
「………影山。多分じゃないよ。向こうのセッターは正セッターじゃない」
『え！？』
このままではいけないと思い、訂正を私も口にした。
向こうの５番が今はセッターをしているけど、本当はこの場に何故かいない１番がセッターをしているはずなのだ。バレー馬鹿な………私の彼が。
*
コールがかかり、３セット目が始まる。
と、同時に発せられた
キャーという女の子達の黄色い歓声。
「アララッ、１セット取られちゃったんですか！」
「！」
「及川、足はどうだった？」
きた。ついにきてしまった。
それにしても腑に落ちない点がある。
……足？……痛めてて病院行ってたってこと？
だから昨日来なかったのか。私にばれないために。
「及川さーん！無理しないでくださーい」
女の子たちの応援ににこりと笑って応える彼。
「影山くん、あの優男は誰ですか。ボクとても不愉快です」
「私もとても不愉快です」
田中と一緒に般若顔をしてみた。
コソッ
「え、まさか、Aの彼氏って」
すかさず小声で耳打ちをしてきた潔子に頷き答えると、なるほどと前回の私の話を思い出しているのか納得していた。
「…"及川さん" 超攻撃的セッターで攻撃もチームでトップクラスだと思います。」
「あと凄く……性格が……悪い。月島以上かも」
影山にこれだけ言われるって…
彼は私がいなかった１年間何をしてたんだ。
「お前の知り合いってことは北川第一のやつか？」
「はい、中学の先輩です」
「「ということは…」」
田中に続き、スガと大地が私を見た。
「………えっと…… 、同級生デシタ」
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ゆう(プロフ) - つーぼさん» コメントありがとうございます！！予想大正解です！これからも色々予想しながら楽しんでもらえるように頑張って書いていきます！ (2020年8月12日 17時) (
レス) id: 9433685385 (このIDを非表示/違反報告)
つーぼ - この展開好きすぎる私予想が着いた1年間東京にいた私は音駒の誰かと知り合いです。的なやつぅ？！ (2020年8月12日 8時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - まるさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！！楽しんでいただけるようなお話書けるように頑張ります！ (2020年8月11日 17時) (レス) id: 9433685385 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 更新楽しみにしてます、！！ (2020年8月11日 15時) (レス) id: 807814b20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 一樺さん» わあ！嬉しい！！ありがとうございます！ (2020年8月11日 13時) (レス) id: 9433685385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年8月2日 23時
