My mind5 〜red〜《病系》

241.丸山 ページ41

今日はジャケットの撮影。

カメラマンさんも協力的で、

この日が空いてるから、

渋やんが調子がいい日に連絡して！

ってことなって。


マネージャーもカメラマンさんが都合のいい日を

全部スケジュール調節してくれて。



で、今日は、渋やんが朝から調子良くて、

撮影行ってみよう！ってことになってん。


久々７人で仕事って、楽しみやな♪


お昼から撮影スタジオに向かって。

衣装に着替えて、メイクをして待機。


今日も特典用のカメラがあったから、

いち早く準備してもらって、

僕がカメラを手に取った！


よし。渋やんいっぱいとろっかなっ。



丸「しぶやーんっ！
何してるんですか〜？？」


渋「見たらわかります。メイク中です。
髪の毛いじってもらってます。」


丸「髪の毛伸びたもんな〜。
やっぱ、渋やんロン毛に合うなぁ。」


渋「おれ、伸びるの早いねん。」


丸「髪が伸びるのが早い人はスケベらしいでっ。笑」


渋「俺はスケベの塊やからな。」


丸「自分で言ってるし〜。笑
全員での仕事久しぶりですけど、
どうですか？？」


渋「どうって...。
とても、緊張しています。はい。」


丸「ええ緊張感やな〜♪」



渋やんと冗談交じりで会話できてよかったな。

髪をいじられてる時は、

一人でおって、顔が強ばってて。

お気に入りのタオルをぎゅっと握りしめてた。


みんな準備してるから、

久しぶりにあったメイクさんと2人だけで

緊張したかな。


かわいらしいんやけどなっ♪



みんなも準備終わって、

スタッフさんが呼びに来た。



村「ほら。移動やで〜。」



今日は今までよりスタッフさんは少ないけど、

レコーディングのときより多いし、

あんまり知らないスタッフさんも多い。

渋やん大丈夫かなぁ。



丸「渋やん、大丈夫？？行ける？」


渋「おん...。自分で頑張る言うたし。」


丸「ほんなら行こか！
気分悪くなったら、すぐに誰かにいうんやで？？」



コクって頷いた渋やんを立たせて。

僕の腕をつかんでゆっくり２人で歩く。


楽屋を出たらみんな待ってくれてて、

僕と渋やんの前には、信ちゃんと横ちょ。

後ろには、章ちゃん、亮ちゃん、大倉。


みんな渋やんを守ろうとしてる感じがした。





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