137.結果発表 ページ37
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投票の集計中、王子達は控え室で待たされていた。
葵「そう言えば、もうじき七夕ですね。」
元「七夕と言えば、うちの学校は毎年盛大に笹を飾りますよね。」
『そうなの？』
奏「ええ、生徒全員の短冊がキレイに飾れるようにだそうです。」
確かに、人が集まる場所の短冊は、ところせましと飾られていて綺麗とは言い難い。
『へぇ、それは楽しみだなぁ。』
光輝「Aさんは、願い事何て書くんですか？」
『まだ決めてないから、考えとく！』
海司「うちの短冊は無記名ですから、好きに書いて大丈夫っすよ。」
七夕に向けてわいわいと話し込んでいると、理事長が戻ってきた。
理事長「皆さん、大変お待たせ致しました！
結果が出ましたので、お知らせします。
まず会場投票で１番獲得票数が多かったのは、チーム奏です。
次にSNS投票ですが、これはなんとチーム３B＋結城先生でした。
会場投票、SNS投票、審査員投票……つまり、私たち実行委員関係者のことですね。これらすべての票数をポイントに換算しまして、総合優勝は………
３B＋結城先生です！！
おめでとうございます！」
理一「よし、ようやく優勝だ！！」
ハル「俺らも頑張ったけど、結城ちゃんはさすが演劇部顧問なだけあるよなぁ〜。」
少し悔しい気持ちもあるが、他のチームのみんなも優勝チームに拍手を送った。
理事長「次の審査は、決勝戦に向けた最終審査です。
夏休み明けに行いますが、ここで夏休みの課題を１つ発表します。
それは、働くことです。」
久遠「は？どういうことです？」
理事長「王子たるもの、働くことの尊さも学ぶべきです。
それぞれバイト先を紹介しますので、夏休みの間はたくさん汗水流してお金を稼いでください。」
元「は、働くですって！？
普通のアルバイトなど、奏さまが出来るわけ……」
奏「元、しょうがないよ。僕なら大丈夫！」
((いや、私も不安だと思うけど……))
理事長「勤務先は後日発表しますが、結城先生、３Ｂ、Aさんには別のことを頼みますので、それも後日お知らせしますね。」
ハル「まあ、俺らはもう働いてるしな。」
納得したようなしてないような顔で、みんなはただ頷いていた。
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うみか(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます！これからもネクストには活躍していただくので、よろしくお願いします。 (2021年7月29日 21時) (
レス) id: 81b182e416 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 更新ありがとうございます！いっちゃん好きなのでなんなほっこりします (2021年7月29日 1時) (レス) id: 333f181d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみか | 作成日時：2021年7月27日 0時
