118.演技練習 ページ18
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京極母「Aちゃん、おはよう。
昨日は本当にありがとね！」
『いえ、こちらこそ泊まってしまって……』
京極母「うちなんかで良ければ、いつでもいらっしゃい。」
『ありがとうございます！』
Aが身支度を整えてリビングに顔を出すと、他の面々もやってきた。
尊人「ふわぁ、あんま寝れなかったな。」
光輝「すみません、俺が床で寝れば良かったですね。」
尊人「まあ、１日ぐらい気にすんな。
竜ちゃんは寝れたか？」
竜「………寝れるわけねえだろ。」
光輝「おい、Aさんに変なことしてないだろうな？」
竜「お前じゃないんだから、しねえよ。」
光輝「なっ、俺だってしねえよ！！」
京極母「まあまあ、朝からみんな元気ね。
今日は子供たち連れて出掛けてくるから、みんなでゆっくりしてなさい。」
そう言いながら、お母さんはたくさんの朝ごはんを出してくれた。
しばらくすると、子供たちはご両親と出掛けてしまい、男子３人は一息つくように床に転がった。
尊人「あー、やっと自由だ！」
竜「俺らもどっか行くか？」
『でも、竜ちゃんたち疲れてるでしょ？
私帰るから、お昼寝でも……』
尊人「ええっ、帰っちゃうのかよ！？」
光輝「Aさん帰るなら、俺も……」
尊人「あっ、そうだ！
演技審査の練習しようぜ！」
竜「あー、昨日できなかったもんな。」
光輝「確かに……。」
よし、と立ち上がると、尊人はどこかへ行ってしまった。
そしてすぐに戻ってきて、子供たちのものと思われる童話集を持ってきた。
尊人「俺ら、これで練習してんだ。」
『へえ、今日はどれやるの？』
尊人「そうだな、せっかくAもいるから、白雪姫なんてどうだ？」
『白雪姫、配役多そうだから練習になりそうだね。』
竜「アニキと２人でやった時は、俺が白雪姫やらされて嫌だったけどな。」
その光景が目に浮かび、微笑ましく思っていると、今日はAが白雪姫だと尊人に言われる。
『え、これ読むだけで良いんだよね？』
尊人「口付けとか書いてあるけど、そこまでやんねえから大丈夫だ！
まあ、俺はやっても良いけど。」
『！！』
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うみか(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます！これからもネクストには活躍していただくので、よろしくお願いします。 (2021年7月29日 21時) (
レス) id: 81b182e416 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 更新ありがとうございます！いっちゃん好きなのでなんなほっこりします (2021年7月29日 1時) (レス) id: 333f181d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみか | 作成日時：2021年7月27日 0時
