115.天堂光輝 ページ15
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ハル「あれ〜、お二人さん、公園デート？」
光輝「ハルさん！？」
『ちっ、違います！
ハルさん、何でこんなとこに？』
ハル「仕事の休憩中に、そこのカフェに行ってたんだよ。
ここ通った方が近道だからさ。
で、デートじゃないなら何してんの？」
『ちょっと京極家の弟妹のお世話を……』
ハル「へ？」
いちご「お姉ちゃーん、この人誰？」
ハルの存在に気付き、いちごと仁が駆けてきた。
２人ともかなり不信な目を向けている。
ハル「俺、別に怪しいもんじゃないぞ？
美容師さん。」
いちご「美容師さんなの？お姉ちゃんたちと知り合い？」
ハル「知り合いっていうか……
未来のお嫁さん？」
光輝「なっ、何言ってんだよ！！！」
『ちょっ、適当なこと言わないで下さいっ！』
いちご「ダメっ！！！」
『いちごちゃん？』
いちご「お姉ちゃんは渡さないもん！！」
((えっ、可愛い………))
光輝(なんだ、そういうことかよ……)
ハル「はははっ、まあ、今日のとこはこれで失礼するわ。
またな、Aちゃん。」
頭をポンポンとすると、笑顔で去っていった。
ハルがいなくなると、再び遊び出す子供たち。
光輝「まさか、仁くんじゃなくていちごちゃんがあんなこと言うなんてなぁ。
俺もライバル扱いされてたってことか。」
『私も驚いたけど……でもきっと、今だけだよ。
すぐに仲良くなれるって。』
光輝「だと良いですけど……」
しばらく遊ばせて、今度は夕飯の支度に取りかかる。
出来上がって、みんなで食卓に並べていると、尊人と竜が帰ってきた。
『あっ、おかえりなさい。丁度ご飯出来たとこだよ！
お母さんたちは、まだお仕事？』
尊人「あぁ、遅くなりそうだから、先に食べようぜ。」
竜「………って、光輝！？
何してんだ！？」
『え、竜ちゃん知ってたんじゃ……？』
尊人「俺も知らねえぞ？」
光輝「ご、ごめん、勝手に手伝いに来た。」
竜「そうだったのか。ありがとな。」
またいっそう賑やかになり、みんなで食事の席につく。
尊人「うめえー、A料理上手いんだな！」
『あ、今尊人くんが食べてるやつは、光輝くんが作ったんだよ。』
尊人「マジか！！」
竜「お前、料理出来たんだな……」
光輝「うるせえ、取り上げるぞっ。」
照れ臭そうにする光輝に、みんなはクスクスと笑っていた。
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うみか(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます！これからもネクストには活躍していただくので、よろしくお願いします。 (2021年7月29日 21時) (
レス) id: 81b182e416 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 更新ありがとうございます！いっちゃん好きなのでなんなほっこりします (2021年7月29日 1時) (レス) id: 333f181d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみか | 作成日時：2021年7月27日 0時
