113.天堂光輝 ページ13
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いちご「じゃあ、いちごも手伝う！！」
仁「僕も！！」
待っててくれなさそうな２人と、とりあえず庭へ出てみる。
物干し竿には、子供たちは届かないだろう。
何か良い方法はないかと辺りを見回していると、インターホンの音がかすかに聞こえてきた。
『あれっ、誰か来た？』
仁「僕、見てきてあげる！」
いちご「いちごもー！」
『あっ、ダメだよ危ないから！
待って……』
玄関へと走って行く子供たちを追いかけ、戸を開ける寸前で追い付く。
『か、勝手に開けちゃダメ！ はぁ、はぁ……』
いちご「大丈夫ー？疲れちゃったの？」
ピンポーン
『あっ、今開けます！』
子供たちを後ろ手に、戸を開けると、そこには予想外の人物が立っていた。
『えっ、光輝くん！？』
光輝「あ、お、おはようございます！！」
『どうしたの？竜ちゃんなら夜までいないけど……』
光輝「いや、竜じゃなくて……」
『尊人くんもいないよ？』
光輝「いや、あのっ！
俺も手伝いに来ました！！」
『え？………ああ！
そうだったんだ？
竜ちゃんたち何も言ってなかったから……』
よその家だが、とりあえず光輝を中に招き入れ、お茶を出した。
いちご「お姉ちゃん、洗濯物は？」
『あっ、そうだった！！』
いちご「いちごも干したーい！」
『そうそう、どうやって干すか考えてたんだっけ。』
光輝「あ、俺が抱っこしましょうか？
そしたら、Aさんも干せるし。」
『ほんと？助かる、ありがとう！』
満面の笑みでお礼を言うAに、光輝は真っ赤になってさっさと庭へ出ていってしまった。
Aと子供たちもあとに続き、早速干し始める。
キャッキャと騒ぐ子供たちに、振り回されている光輝。
その様子を微笑ましく見守りながら干していたが、次に手にしたものに一瞬固まった。
((パ、パンツ！！！
そ、そりゃそうだよね。))
明らかに、父親ではなく尊人や竜のものだと思われるパンツに、条件反射のように赤くなってしまう。
((いやいや、男物のパンツぐらい、別になんともないでしょ！
落ち着けっ！！))
言い聞かせながら干そうとすると、突然光輝が大声を出した。
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うみか(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます！これからもネクストには活躍していただくので、よろしくお願いします。 (2021年7月29日 21時) (
レス) id: 81b182e416 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 更新ありがとうございます！いっちゃん好きなのでなんなほっこりします (2021年7月29日 1時) (レス) id: 333f181d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみか | 作成日時：2021年7月27日 0時
