65.特技披露 ページ15
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集合時間になり、旅館の宴会場に集まる一同。
この大きな旅館を貸切にしたことに、改めて感心していると、理事長がやってきた。
理事長「皆さん、お集まりのようですね。
今日は移動があったので、本格的な活動は明日からになります。
明日は海での活動になるので、今日は体力温存のため、この宴会場での活動となります。
ではAさん、今朝お渡しした資料を読み上げてください。」
『あっ、はい！
えーっと………
課外活動１日目・その１、【親睦を深めるため、特技を披露せよ】
その２、【みんなで夕食を作れ】！？』
理事長「特技については、SNSで発信させていただきます。
最終日の時点で、１番反響のあった人が、この審査の優勝者となります。」
SNSと言えば、初日に自己紹介動画をUPしたっきりだった。
実は、王子活動を始める前に、理事長がアカウントを作成し、王子選手権について投稿していたのだ。
最初はあまり反響はなかったが、自己紹介動画をUPしてみると、女性からのフォローが相次いだそうだ。
あれからひとつきほど経つため、そろそろ次の投稿をしなければと思っていたらしい。
竜「特技って………」
葵「急ですね。」
陸「………俺らは、一緒にダンスやるしかないか。」
海司「だな。」
少しざわついたが、理事長に慣れてきたのか、みんなすぐに対応を考え始めていた。
30分ほど時間をもらい、みんな何をするか固めていく。
そして、発表の時が来た。
Aは、理事長に頼まれ、カメラ係をすることになった。
理事長「では、まずは朱雀奏くん、お願いします。」
奏「では、僕は誠一郎と元と一緒に音楽を。」
((音楽？))
不思議に思っていると、どこからともなくピアノが運ばれてきた。
続いて、チェロとバイオリンが運ばれてくる。
呆然としていると、奏がピアノ、久遠がバイオリン、元がチェロのところへ行き、奏の合図で演奏が始まった。
((わあっ、すごい！！！
この曲、ショパンだよね！？
すごい、すごい、すごい！！！))
感動していると、あっという間に終わってしまった。
さすがセレブ３人衆、演奏だけでなく、前後の立ち居振舞いまで完璧だった。
理事長「続いて、綾小路葵くん、お願いします。」
葵「はい。ガブリエル、助手を。」
ｶﾞﾌﾞﾘｴﾙ「はっ、かしこまりました。」
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うみか(プロフ) - ゆなさん» 普通の恋愛夢小説とは一風変わっておりますが、楽しんでいただければ幸いです。励ましのお言葉、ありがとうございました。 (2021年6月23日 14時) (
レス) id: 5b7d0eb9a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - プリロワの世界観、良きです！無理せず頑張って下さい。 (2021年6月22日 2時) (レス) id: 333f181d63 (このIDを非表示/違反報告)
うみか(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます、とても励みになります！ (2021年6月13日 21時) (レス) id: 7ae50b0eb6 (このIDを非表示/違反報告)
うみか(プロフ) - りなさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます！ (2021年6月13日 21時) (レス) id: 7ae50b0eb6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 初めまして、とても素敵な小説ですね。読むのが楽しみです。その後の話楽しみに読ませてもらいました。頑張って下さい。 (2021年6月13日 8時) (レス) id: 333f181d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみか | 作成日時：2021年5月29日 23時
