憧れは三井寿 (ページ6)

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私と三井先輩の感動の再会？？の瞬間だった

「この子がみっちゃんに会いたいんだって！」

「いつのまにこんなに可愛い知り合いいたんだよ！」

不良たちが騒ぐ中、三井先輩は何も話さない

私は先輩に声をかけた

「ご無沙汰してます、こうしてお話するのは初めてですね！」

そして私は三井先輩からもらった手紙を見せた

「あの時はありがとうございます、三井先輩」

手紙を見せた瞬間、三井先輩の目が一気に開いた

そして私に近づいてくる

三井「お前あの時の、、、」

ドンっ！！！

その時屋上のドアが勢いよく開いた

晴子「Aちゃん大丈夫！！？」

花道「お前ら、Aになんかしてねえだろうな！？」

桜木軍団「やっちまえーーー花道ー！」

「え！？え！？」

私はなんの事か理解が追いついていなかった

なぜここにみんながいるんだろう

晴子ちゃんが状況説明をしてくれた

晴子「クラスの子がAちゃんが3年生の不良と屋上に行くのを見たって言ってたのよ！！それでいてもたってもいられなくなって！」

そういう事だったのか、、、

不良たちは大騒ぎしている

「お嬢ちゃん！桜木の仲間だったのか！！」

「よくも騙したなー！」

もうみんな勘違いしている！！

花道「とりあえずAは連れて帰る！」

晴子「行きましょ！Aちゃん！」

私は花道たちに腕を引っ張られ、三井先輩からはどんどん距離が遠ざかって行く

どうしよう、このままだと誤解されたままだ

私は力を振り絞って思い切り叫んだ

「私は三井先輩のバスケが見たいんです！一緒にバスケがしたいんです！」

三井先輩は一瞬こっちを振り向いたが、再びこちらを見ることはなかった

屋上のドアが閉められる

先輩に届いてるといいな

その後で私は花道たちに事情を説明した

晴子「そういう事だったのね」

花道「不良の中に突撃して行くなんて度胸あるなあ」

「私はただ三井先輩にバスケ部に戻ってきて欲しかっただけなんだ」

みんなは私の方を見つめる

そして晴子ちゃんが口を開いた

晴子「三井さんってそんなにバスケが上手いのね！Aちゃんのその情熱素晴らしいわ！」

「ありがとう晴子ちゃん」

ここでめげる私ではなかった

次の日からも説得を続けなきゃ

―その時屋上では―

「おい、あの子みっちゃんとやっぱり会った事あるのか？」

三井「さあな、、それより桜木ごときに勝てないなんてお前ら覚悟しろよ？」

「…みっちゃん絶対何かあるな…」