大忙しのシェアハウス(リク 短編集)

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智side

ス「そろそろいいですか?」

嵐「はーい」


相葉ちゃん、休まなくて良かったのかな?

まぁ、いいや。

大丈夫でしょ。

ードンー

えっ!? 相葉ちゃん?


和「相葉さん、相葉さん!」


ニノが必死に叫んでる。


潤「ちょっとごめんな。」


松潤が相葉ちゃんの顔を、覗き込む。


潤「あー、こりゃ倒れるわ。目の裏真っ白だもん。」


どうやら、貧血で倒れてしまったらしい、相葉ちゃん。


翔「智くん、ニノと連絡してきて。俺と潤で雅紀、医務室に運んでくる。」


そう言って二人は、相葉ちゃんを抱えていってしまった。


「ニノ?」


よく見ると、泣き腫らした目をしてこっちを見ていた。


和「行きましょ、大野さん。」

「…うん。」

和「何か用ですか? じっと俺の方見て。」

「大丈夫?」

和「えっ?」

「泣いた跡。」

和「あぁ、大丈夫。 ちょっとビックリしちゃっただけだから。」


そんなこと言ってるけど、本当はまだ大丈夫じゃないんじゃないかな?


和「早く行こうっ。」


ニノの事に気をとられていると、いきなり俺の手をつかんで走り出した。

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