4-28 ページ28
小瀧side
樫木さんに断りの連絡を入れてから、一週間後。
今日は約束していたデートの日やったから、Aと二人で映画を見に行った。
ちゃんとしたデートって初めてかもしらん。
『めーっちゃよかったね！』
望「お前、ポップコーン食いすぎな。」
『ええやんかー！』
なんて会話をしながら、家に帰った。
家に帰ってすぐにAはお風呂に入って、俺がリビングでくつろいでる時やった。
淳「なあ、のんちゃん。樫木さんと二人であったん？」
樫木さんがわざわざ事務所にやってきたらしい。
ー回想ー
淳「あれ？樫木さん？」
樫「小瀧くん、いらっしゃいます？」
淳「小瀧なら今日休みですけど。」
樫「ほな、またお茶しませんか？ってお伝えください。」
淳「・・・二人であったんですか？」
樫「ええ。」
淳「すいません、うちの従業員と個人的に会われるのはちょっとよしてもらえます？」
樫「なんで？お金払ってんねんから、これくらいええやん。」
淳「それとこれとは別です。もし、ご納得いただけないのなら、依頼料は返金しますので今回の依頼はなかったことでも構いません。」
樫「・・・。」
ー回想終了ー
樫木さんは不気味な笑顔を淳太くんに見せて、事務所を出て行ってらしい。
淳「あの人やばいで？みきちゃんも今日おらんかったし、目つきもやばかったし。」
望「・・・実はな、こないだも事務所のコンビニの近くで会うてん。
そんときもゆみちゃんおらんくってさ。」
淳「ちょっと、あの人の素性調べるわ。
あと、当分のんちゃんは事務所出勤控えとこう。」
望「なんで？！」
淳「次事務所きたとき、なんかある気がする。」
淳太くんにそう言われて、俺は次の日から一週間、仕事を休むことにした。
,
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 454人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yusei(プロフ) - もちろん読ませてもらいます！ のろのろ更新でも大丈夫です笑 作者さんのペースで頑張ってください！ (2016年6月11日 23時) (
レス) id: 8f9f07ecbf (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - yuseiさん» そういっていただけてうれしいです！いつ終わるかもこの先も特になにも決まってないので、これからものろのろ更新すると思いますがよかったらまた読んでください★ (2016年6月9日 19時) (レス) id: 904cb723fa (このIDを非表示/違反報告)
yusei(プロフ) - いつも読ませてもらってます。家に帰ったら読むというのが習慣になってます。これからも頑張ってください！応援してます！！ (2016年6月9日 18時) (レス) id: a0b5d99bb6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りこ | 作成日時：2016年6月3日 7時
