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小瀧side
大倉さんから淳太くんに連絡があり、俺たちはカフェに向かうことになった。
カフェにつくと大倉さんに向けて、女の人がナイフを持っていた。
何かボソッと言ったと思ったら、女の人が大倉さんに向かって進んでいくから思わず大倉さんの前に出た。
そのあと、ぼーっとする中でAに抱きしめられたような気がした。
あー、もうあかん。
俺、死ぬんちゃうかな。なんて思っていた。
『のんちゃん・・・』
望「もう、あ、っかん・・・
す、きやで・・・」
あー、どんどん周りが暗くなっていく。
んー、久しぶりにゆっくり休めるな。
望「ん・・・」
なんて思っていたら、目の前には真っ白な天井。
俺の右手を握っているAがいた。
望「いっ、たー。」
あのときはしなかった、痛みが脇腹に走る。
Aの顔を見ると、頬には涙の跡らしきものがあった。
望「お前、泣いたんか？」
そっと、頭を撫でるとピクッと動いた。
『んー・・・』
望「起きた？』
『スー・・・』
俺がなでたから、反応しただけみたいで起きた様子ではなかった。
望「あー、これ一応看護婦さん呼んだ方がええかな。」
握られたその手を離すことができなかったので、反対の手でナースコールを押した。
望「あ、すいません。起きました。」
「え？！」
ナースコール越しの看護婦さんはびっくりした様子ですぐに俺の部屋に来てくれた。
「小瀧さん、よかったです。」
望「ご心配おかけってー！」
起き上がろうとした時に、脇腹がグッと痛み、またベッドに横になった。
『んー。なにー？
・・・のんちゃん！』
「あはは、彼女さん、今起きたの？」
『か、彼女じゃ「かわいいでしょ、俺の彼女。」
「ふふ。手術が終わった後もずっと小瀧さんの手握ってたんですよ？
もう大丈夫やっていってるのに。
ほんまに愛されてますね。」
そういって、俺の点滴を変えたあと、安静にするようにと言われて看護婦さんは出て行った。
ベッドの横に座ってるAは耳を真っ赤にして、下を向いていた。
望「どないしたん。」
『さ、っさっき、彼女って・・・』
望「あー
あかんかった？」
『あかんくないけど・・・』
不安そうな顔をしてこっちを見るA。
あー、あかん。
安静にしたくない。
.
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りこ(プロフ) - flowerさん» 遅くなってごめんなさい。こちらこそいつも読んでいただいてありがとうございます！続編も作りましたのでよかったら読んでください★ (2016年6月3日 15時) (
レス) id: 1f1f7fd7e0 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - Nonちゃんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてうれしいです★続編もまた作りましたのでよかったら見に来てください！ (2016年6月3日 15時) (レス) id: 1f1f7fd7e0 (このIDを非表示/違反報告)
Nonちゃん - とっても面白いです！ 読んでいるだけでなんか楽しい気持ちになりました。これからも頑張ってください！ (2016年6月2日 21時) (レス) id: c3c5a3c1b0 (このIDを非表示/違反報告)
flower - りこさん» 名前ありがとうございます！これからも楽しみにしてますねー！！ (2016年5月19日 18時) (レス) id: 1be76d0023 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - ちぃさん» コメントありがとうございます！恋愛関係になるかはわかんないんですが絡みは作る予定です！また短編などで淳太くんのお話作りますね！ (2016年5月19日 5時) (レス) id: 8caeeb0556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りこ | 作成日時：2016年5月18日 8時
