No.6手紙の任務 ページ8
トワイライトは、最近何故ここに来たのか分からなくなっていた。
手紙には、“北の地に眠るポニーの封印を解いてほしい”と書かれていたのだが、その封印されたポニーがどこに居るのかも分からない。
Aの家の地下にあった本にヒントは無いかと探していたが、めぼしい物は無かった。あるとすればたった一つ、“独りの王”という物語と“石像百科”という本くらいだが、どちらもあまり参考になるとは言えなかった。
「はぁ…疲れたわね…」
トワイライトは大きく伸びをして、休憩がてら外へ出る事にした。
「トワイ…来て…」
気付けばフラタシャイが呼んでいた。
「どうしたの?フラタシャイ」
「見て…この雪うさぎ。とっても可愛いと思わない…?」
フラタシャイは相変わらずのようだ。そして、太陽が沈みかけた頃…
「あれ、トワイライト?」
「オーロラ?」
小さな丘に登り、夕日を眺めていた時だった。
「早いのね…どうかしたの?」
「今日はいつも遅れてオーロラを出しているからさ、今日こそちゃんと時間ぴったり出そうかと思って」
「時間で何か変わるの?」
「まあ…急いで作るとあんまりキレイじゃなくなるし…」
そうこうしている間に、日が沈みかけていた。
「……キレイね……」
「うん…僕はこの時間が好きだなぁ」
「私もなの」
周りの銀色の雪は、少しずつオレンジ色に変わっていく。
「あの…ところで…」
「ん?」
「北の地に眠るといわれている、封印されたポニーの事、知っているかしら?」
Aは少し考えてこう言った。
「……知ってるよ」
「本当!?」
「地下の本に、そんな事が書かれた本無かったっけ?探してみるよ」
「それで、封印された場所とかって、知ってる?」
「……今は、もう無いんだ」
Aは、少し悲しそうにそう言った。
「そう…なの…」
トワイライトは、どうしようかと考えていた。今はもう無いとすれば、プリンセス•セレスティアにどう報告するか…
そして、Aはオーロラを作り出して、その日は終わった。
No.7本にも載ってない気持ち→←No.5おっちょこちょいも程々に
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ネルタン(プロフ) - 確かに... (2014年11月3日 7時) (レス) id: 5d0d5c40f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア・レイジ(プロフ) - なるほどwwそしてピンキーパイと戯れるケイデンスが一番好きだ! (2014年10月29日 16時) (レス) id: 845b36a02c (このIDを非表示/違反報告)
ネルタン(プロフ) - それに対抗する、アップルジャックもすきです! (2014年10月28日 21時) (レス) id: 382632d27b (このIDを非表示/違反報告)
ミリア・レイジ(プロフ) - レインボーダッシュですかw確かに可愛いですよね! (2014年10月28日 18時) (レス) id: 02c887190c (このIDを非表示/違反報告)
ネルタン(プロフ) - 私は、レインボーダッシュかな〜それか、ダーピー、ラリティ (2014年10月28日 0時) (レス) id: 382632d27b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうしゃやまだ | 作成日時:2014年9月28日 19時