{男主}大切な誰か{MLP}

No.9王は泣いた ページ11

「ふう…これでやっと読書ができる…」
と、トワイライトは誰も居なくなった地下室で本を読んでいた。“泣いた王”という絵本だ。
「えーと…“世界に君臨する幼き王がいた……”」
“王はいつも泣いていた。寂しくて泣いていた。
王は「友達」が欲しいと願った。
王の前に3匹のポニーが現れた。
けれど王は泣いた。つらくて泣いた。
王は3匹のポニーに「友達」ではないと言った。
王は泣いた。気付いて泣いた。
大人達の勝手な理想に気付いて泣いた。
そんな時、王の前に1匹のペガサスが現れた。
2匹は「友達」になった。
王は笑った。喜んで笑った。
けれどそれは認められなかった。ペガサスが「ドレイ」だったから。「友達」にはなれなかった。
「ドレイ」は殺された。
王は泣いた。悲しくて泣いた。
王は空高く舞い上がり、美しい帯を作って石になり眠った。”
「………“その王の名前は……”ああ、ここだけ破れてる！おまけに次のページはくっついて読めないし…」
トワイライトはある一文に注目した。
___王は石になって眠った___
つまり、王はどこかで石になって眠っているのではないか…
しかし、これはただの絵本だ。本当の事ではない。
「……でも、調べてみる価値はありそう……」
その日は終わった。

_____王は泣いた。“____”て泣いた_____

No.10謎と謎→←No.8ふたりきりの食事

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

思い出の物

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキー花&花言葉

バラ(愛情、愛嬌、あたなの全てはかわいらしい)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す