◎ ページ47
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「あの…裕翔くん、ごめんね？ここまで運んでもらったのに…、んと。その、なんか…変な感じになっちゃって…」
寝室のドアを閉めると
ものすごく顔を赤らめたAちゃんがもじもじしながら謝ってきた。
「いや、貴重なもの見れた気がするよ」
努めて明るく軽口を叩けば、彼女は真っ赤な顔のままうつむいて 涼介のばか…、と溢した。
「はは、今日のことは見なかったことにしてあげるから、お酒のせいってことでやまのこと許してあげてね」
俺がそう言うと
「涼介、すごく酔ってたね？」
こんな涼介見るの久しぶりだぁ、って眉を下げて笑うAちゃん。
「あぁ、エライ人たちに注がれてがんばっちゃったみたい。弱いくせにね。」
「そっかぁ、アイドルも大変なんだねぇ」
「…うん。やまはカワイイから、なおさらターゲットにされちゃうんだよね…」
「ふぅん…？」
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『いい？ゆーと。あのオジサンはね、優しいけど、あんまり近づきすぎちゃいけないよ。』
世の中には、この業界には、危ない輩もいるのだと、はじめて教えてくれたのは
Ｊｒ．のとき一緒のグループで、その中で歴も長く、当時から女の子みたいにキレイな顔立ちをしていたいのちゃんだったのは、いま考えれば至極納得のいくことだった。
小さな頃はかわいいかわいいと囃し立てられた俺だったけど、高校生になる頃…きっとそのテの人たちからすれば食べ頃…には、背もぐんぐん伸びていたし、心配はあまりなかった。
だけどそれと同時に
俺の周りにはほぼ常に山田＆知念というなんとも可愛らしい顔をした小さめ男子(って言ったらめちゃくちゃ怒られそうだけど)がいるから気が気じゃなかったというか。
それは昔から変わらなくて。
メンバー愛なのか、無駄に強い正義感のおかげなのか、いまでも、こういう接待のような飲み会があると番犬よろしく、自然と二人に手の届くところに座るようになっていた。
ときには、エライヒトにもガルルって敵意剥き出しにしてしまうから、その界隈の人達にはきっと、俺の評価はあまりよくない。
それともう1人。
そういう席で、ふとした時に目が合うのは薮くんで。薮くんも同じように、おそらくきっと、光くんやいのちゃんを守ってたりするんだろうなって思ってる。
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るりタピ - 作者さん！リクエストです！私BTSもHeySayJUMPも大好きなのでこの作品みたいに涼介君の彼女設定で伊野尾担ではなく！BTSのファンで推しがグクっていう設定の作品がみたいです！楽しみにしてますね！！応援してます！頑張ってくださいね！ (2019年11月11日 17時) (
レス) id: 31cf6c9d44 (このIDを非表示/違反報告)
ののは - この作品、何回読ませていただいたか分からないくらい読みました!!私自身が涼介担なので憧れるシチュエーション満載でいくら読んでも飽きません。更新楽しみにしています!!こんなに幸せになれる小説を書いていただき有難うございます!!応援しています!!頑張って下さい!! (2019年10月9日 17時) (レス) id: 9d1605ed86 (このIDを非表示/違反報告)
あいと(プロフ) - canonさん» わぁ！ありがとうございます！このお話きっかけでJUMPファンになってくれる方がいるなんて！信じられない！！嬉しいです（泣）これからもぜひやまかのをよろしくお願いします♪ (2018年10月13日 11時) (レス) id: 6689a85a28 (このIDを非表示/違反報告)
canon - 結構前にこの作品を見つけて、ちょくちょくみにきています！初めはhey say jumpのことはあまり知らなかったけど、この作品からファンになってしまいました！すごく文章力があって尊敬します！ (2018年10月10日 23時) (レス) id: 4316914a30 (このIDを非表示/違反報告)
あいと(プロフ) - 優樹菜さん» 返信遅くなりすみません！泣 「一番」のお言葉、嬉しいです！ありがとうございます(^^)こうしてコメントいただけるだけで作者の活力になりますよ！またぜひ遊びに来てくださいね♪ (2018年3月22日 1時) (レス) id: f6efde662b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいと
| 作成日時：2016年7月28日 21時
