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時間が経ち、キヨくんも酔ってきたようだ。
「牛くんとガッチさんはそんなに酔ってなさそうですね。」
牛「そだね。」
ガッチ「キヨ程飲んでないからね。」
キヨ「完っ全に飲み過ぎた〜。」
「だから言ったのに。」
レト「キヨくんがこんなに酔ってるの珍し。」
牛「ね(笑)」
キヨ「ちょっとトイレ行って来るわー。おわっ･･･！」
何かに躓いたのかバランスを崩し、私目掛けて倒れて来るキヨくん。
レト「危なっ･･･！」
咄嗟にお互いを守ろうと、抱き合う形で一緒に倒れたが身体はどこも痛くない。
レトさんが近くにあったクッションを上手く背中に差し出してくれたからだと気付く。
目を開けるとキヨくんの顔が目の前に。
「ちょ、近い。･･･キヨくん？」
呆然としていて反応がないので軽く頬をペチペチする。
キヨ「･･･あ、ごめん！固まってた。どっか痛くしてない？大丈夫？」
「なんともないよ。」
身体を起こしながら全力で謝られる。
キヨ「良かった･･･！」
優しく抱き締められる。
背中をさすると少し力が強くなってしばらく離れてくれなかった。
「レトさん、ありがとうございました。」
レト「間一髪だったね。」
キヨ「本当にありがとう。」
レト「それより、トイレは大丈夫なの？」
キヨ「やべっ！」
急いでトイレに向かう姿に笑う皆。
キヨくんが怪我しなくて良かった。
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作者名：しげのん。 | 作成日時：2019年10月14日 11時
