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牛沢さんと隣に移動して、戸の前に立つ。
牛「開けますよ。」
深呼吸して、「はい」と決心する。
戸が開かれるとそこには、先程まで遠くで見てた方々が目の前に。
牛「わりい、遅くなった。」
キヨ「やっと来た。」
レト「トイレにしては長過ぎだよなーって話してたとこ。」
フジ「そちらの方は？」
圧倒されて言葉が出なかったが、視線が集まっている事に気付き会釈する。
牛「ごめん、勝手に連れて来て。実は俺の友人の妹さんでさ･･･。たまたまさっき会って。」
「自分から言う？」と促してくれる牛沢さんに頷く。
急に面識のない私が来て警戒しているだろうし、ここはカイの名前を先に出した方がいいかな。
「突然お邪魔してすみません。向井Aと申します。･･･カイという名前で活動しています。」
キヨ/フジ「「･･･え！？」」
レト「カイさんって男じゃ･･･！？」
牛「くくっ(笑)そのくだりさっき俺もやった。」
レト「まさか女性だったとは。」
「すみません･･･。」
レト「イメージと違っただけなんで！謝らないでください。」
牛「とりあえず座りましょうか。Aさんはレトルトの隣がいいですか？」
「そ、それはちょっと･･･。」
牛「まあそう言わずに。」
「牛沢さん･･･！」
首を振るがレトルトさんの隣に誘導された。
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作者名：しげのん。 | 作成日時：2019年8月2日 4時
