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「Aちゃんベッド使っていいよ、嫌じゃなければ。こっち。」
寝室に案内される。
「ですがレトさんはどちらで･･･？」
「布団あるから大丈夫。それに、Aちゃん1人の方がお互い良いでしょ。」
「お気遣いありがとうございます。」
「うん、じゃあゆっくり休んでね。」
「はい。」
「おやすみ。」
「おやすみなさい。」
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翌朝、早めの時間に目が覚める。
様子を見に行くと、キヨくんはまだ寝ており、レトさんも見当たらないので別の部屋で寝ているんだろう。
キヨくんが起きないように小さな声で
「おはようございます」
と牛くんに話し掛ける。
「おはよ。」
「私、準備が出来次第帰りますね。」
「分かった。レトルトまだ寝てるか見てくるわ。」
「お願いします。」
しばらく待つ。
「寝てたけど俺が行ったら起きちゃった。Aさん帰るって伝えてきたよ。」
「ありがとうございます。」
「すぐまた寝たけどね(笑)」
「そうですか(笑)」
「俺はもうちょっとゆっくりしていくから。」
「分かりました。ではまた。」
「またねー。」
牛くんにお願いして内側から鍵を閉めて貰った。
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作者名：しげのん。 | 作成日時：2019年8月2日 4時
