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酔っ払っているのか、無意識に顔が近いレトさんから顔を逸らす。
丁度目が合った牛くんに、笑いながら口パクで
「頑張れ」と言われ、思わず眉が下がった。
レト「あ、今うっしーとアイコンタクトしたでしょー！」
「えっ。」
牛「バレましたー？(笑)だってねえ。」
フジ「レトさん、そろそろAさんから離れてあげないと。」
レト「どういうこと･･･？俺何か悪い事しちゃった？」
「とんでもないです･･･！お気になさらないでください。」
レト「うん？分かった。」
それから時間も過ぎ･･･。
牛「そろそろお開きにするか。」
キヨ「そうだね。」
「皆さん、今日は本当にありがとうございました。突然お邪魔してすみませんでした。」
レト「Aちゃんが居て楽しかったよ〜。」
ふにゃふにゃ笑うレトさん。
いつの間に私の事をちゃん付けに･･･？
「レトさんって酔ったらこんな感じなんですね。」
レト「やっとレトさんって呼んでくれたー。」
キヨ「Aさんの隣でかっこつけて割と飲んでたもんね。酒弱いのに珍しく(笑)」
レト「キヨくんが飲んでないだけだよっ！」
牛「この酔っ払いは俺らに任せて。な、フジ。」
フジ「うわー、巻き込みくらった(笑)俺もそっちが良かった。」
牛「キヨ、Aさんのこと頼むな。お前はそんなに酔ってなさそうで良かった。」
キヨ「全然大丈夫。じゃあ帰ろっか。」
「はい･･･！」
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作者名：しげのん。 | 作成日時：2019年8月2日 4時
