私のお兄ちゃん。[ R . Y ]

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涼 ｢ 下行くの怖い？ ｣



｢ う、 うん ｣



涼 ｢ ん、 じゃあちょっと待ってて ｣









そういって下に降りていったお兄ちゃん 。









少し開いてる部屋のドアから漏れてきた声 。









涼 ｢ はいはいはい！ この家は君たちのじゃありませんよ〜 ｣



侑 ｢ 何言ってんの、 僕のだし (笑) ｣



裕 ｢ お、 俺帰るよ！ ｣



大 ｢ ちょっ、 ゆーと！ 抜け駆けは駄目だぞ！ ｣



宏 ｢ お邪魔しました〜 ｣



光 ｢ 大ちゃん、 どんまい☆ ｣



慧 ｢ 帰ってもい〜の？ ｣



雄 ｢ おっけい！ 俺も帰るよ ｣



侑 ｢ けーと、 いくよ 。 ｣









涼 ｢ ふぅ、 疲れたよ ｣









兄よ、 何を使ってみんなを帰らせたのですか？









ビームとか？ もしかして催眠術？









涼 ｢ 何キョロキョロしてんの？ (笑) ｣



｢ あ、ね？ ｣



涼 ｢なになに(笑)



もう誰もいないから降りておいで？ ｣



｢ にぃに … ｣









もしかしたら …









涼 ｢ ん？ ｣



｢ 手 ｣



涼 ｢ えっ？ ｣









ぎゅっ









｢ 大丈夫だ … ね？ ｣



涼 ｢ え、 嬉しいよ ｣









いつもならまだ拒否反応が出てしまうのに、



勢いで行ったら拒否反応が出なかった 。








涼 ｢ んふふ、 ふふっ、 くっ、 はっ ｣



｢ にぃに、 どっかのネジ取れた？ ｣



涼 ｢ 天国に羽ばたいていきそう ｣



｢ え、 おかしくなっちゃってるよね ｣









またいつも通り過ごせそうです 。

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