私とホソクと夢の国と ページ35
いつもは朝弱いはずのAヌナが
今日は起きるのがものすごく早かった
夢の国の力とはこんなにも凄いのか…
それよりもびっくりしたのは
顔丸出しで行こうとしたところ
慌てて俺が持ってきていた帽子を被らせる
Aヌナの小さな頭はすっぽりと覆い隠され
隠すのにはピッタリのサイズだった
…どう考えてもさ
俺よりもAヌナの方が確実にバレるから!
自分の美貌に気づいていないんだよな〜
そう思いながらも
僕らは夢の国に向かった
ん?なんか見たことある人影がいたような…
気のせいかな?
『ホソク〜!はやくはやくー!』
HS「よかったですね!空いてて!」
『本当だよー!こんなに空いてるなんてラッキーだねー!』
そう言いながら嬉しそうに隣を歩くAヌナ
ディズニーランドって俺はじめてきたなー
そういえばジミンとジョングクは
2人で行ったことあるって言ってたなー
HS「どこから行くの?Aヌナ?」
『とりあえずカリブの海賊!』
そう言って笑顔を俺に向けるAヌナを見て
思わず頭を撫でてしまった
『あー子供扱いしたでしょう?』
HS「いや、可愛くてつい…」
『そういえばホソクってさ私と話す時敬語とタメ語が混ざるよね!』
HS「あー確かに…敬語の方がいいですか?」
『いや、むしろタメ語の方がいい!』
HS「あ、そうなの?」
『だってさーその方が距離感が近い気がするじゃん!私は何となくそっちの考え方だなー』
あーそういうところは
Aヌナらしいなー
HS「まあ、そうですね!なんせジニヒョンがそう言う人ですもんね」
『ね!だから私はホソクのそう言う接し方好きよ!』
HS「そう言われると俺も嬉しいです!」
『さ、行こう行こう!』
そんな幸せな気持ちで
手を引かれて向かった先の
カリブの海賊が
こんなにもこの雰囲気を
ぶち壊す乗り物になるとは
俺はまだ知らなかった…
JK「ジミニヒョン!こっちですよ!」
JM「カリブの海賊?ホソギヒョン大丈夫なのかな?」
僕の心配なんて聞こえないかのように
真っ直ぐそっちへ走り出すジョングク
…顔怖いわ
やれやれ
ホソギヒョンには申し訳ないけど
マンネのわがままを聞くのも
お兄ちゃんの役目だからな…
TH「ジミン!!早く!」
JM「声が大きいよテヒョン!」
そう言いながら僕は慌てて走っていった
あれ?もう1人は弟じゃないんだけどな?
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作者名:雅 | 作成日時:2020年2月2日 22時