BTS 僕らのたった一人のヌナ (ページ32)

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血汗涙の結末ページ32

TH「ねぇ…これどういうこと？」

『いやーいいMVだったね！』

血汗涙のMVを一通り見終えた私とテヒョン

TH「いや、ちょっと待って！あれはどういうこと！！！」

『何が？』

TH「ちょっと知らないシーンが3つほどあるんだけど！！！台本と違くない！？」

そう…

実はこの撮影

メンバーの知らなかったシーンが

いくつかあった…

もちろんひとつはジンオッパのキスシーンの裏で

私が泣いてるという台本が

私がジミンに抱きしめられその腕の中で泣き

ジミンに手を引かれその場を走り去っていくシーン

まあ、もちろんこれはジンオッパとジミン以外は

寝てたから知らなかったシーン

え？あと二つ？

TH「ユンギヒョンとジミンとのシーン…あれは取り直したの！？」

『まあ…そうだね笑』

実は最後にジミンが出てきたので

設定内容が不自然になってしまったので

ユンギと私とジミンを絡めることで

私の設定を変えたのだ

だからテヒョンが

知らないシーンだと言っていたのは

ユンギが緑色の煙の中椅子に座る逆側には

私も椅子に座ってるシーンを取り直したシーンと

みんなが各々に出口へ走り出すシーン

ユンギがジミンの腕を掴み

走り出すけど出ていくけど

戻ってきて

カメラに向かって手を差し伸べる

すると私の顔が写り

私は首を横に振り

後ろを振り返る

するとテヒョンとジンオッパが

美術館の様な館内を出ていかずに

ジンオッパがさらに後ろを気にして振り返り

テヒョンがそんなジンオッパを

目隠しするシーンへと代わるのだ

TH「もー3人でこっそり再撮影してたなんてずるいよー！！！」

『ごめんね笑』

TH「もしかしてめずらしいあの組み合わせでご飯に行った日！？」

『さすがテヒョン！冴えてるね！』

TH「あの日はジョングクが怖かったからね！ヤンコチ兄弟の日だったはずなのにってめちゃくちゃ怒ってたからね！」

『あーたしかに怒ってたわ！』

TH「でも本当にいいMVだったね！」

『本当！テヒョンとのシーンで身体を張ったかいがあったわ！』

TH「日本語バージョンのMVの撮影もそろそろ始まもんね！」

『確かに次は無茶なシーンがないことを祈るわ！』

TH「そろそろ寝る？Aヌナ」

『そうだね！そうしよう！』

こうして今回のMVの完成をみて

次はもっと頑張ろう

毎回思う気持ちを

また変わらず心に強く思っていた