BTS 僕らのたった一人のヌナ (ページ14)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:344,680 hit

ヌナの怒った顔ページ14

僕らのヌナは怒らない

たとえ俺がヌナのものを壊しても

ヌナは決して怒ったことはなかった

しかし1度だけ

1度だけヌナに本気に怒られたことがある

少し人気が出てきた時のこと

俺の顔が不細工だとアンチから言われ

しまいには

BTSにいらない

そこまでSNSに書かれたことがある

それからは自分の写真を載せるのが

すごく嫌になった…

そんな時

『ナムジュナ！写真撮ろう！』

Aヌナに声を掛けられた

NJ「Aヌナ…その写真はSNSにアップするものですか？」

『うん！するよ？』

NJ「じゃあ一緒には撮りたくないです…」

『SNSで言われてることを気にしているから？』

NJ「知ってたんですね…そういうことです」

『なんで？私達がナムジュンを大切にしてる…それだけじゃダメなの？』

そこにいたのは

今まで見たことない顔のAヌナだった

『私はナムジュンにはとても感謝してる！毎回たどたどしい私の韓国語のフォローをしてくれて…ナムジュンがいなかったら私の方がBTSにいられなかった！そんな大切な貴方だからこそそんなほんの僅かな人達の声で傷つけられたくない！』

Aヌナの言葉に頭を殴られたような気分だった

そうだ

ファンが増えるに従って

そりゃあアンチだって増える

でもそんな知らない人達の声より

目の前のAヌナや

ほかのメンバー

周りの人

応援してくれているARMY

その人たちが自分を好きでいてくれてる

それだけでもう十分なんじゃないか

『ごめん…言いすぎた…』

そう言って気まずそうに立ち去ろうとするAヌナ

その手を慌てて掴む

NJ「写真撮りましょう！Aヌナ！」

『え？』

NJ「Aヌナの言葉で目が覚めました！ありがとうございます！」

そう伝えると

少し涙目なAヌナは

笑顔で頷いた

これが今までAヌナに怒られたこと

後にも先にも

これだけ

…今のところはだけど笑

『ナムジュン…これなに？』

NJ「すいません…壊しました」

『もぉー笑』

SG「あいつ凄いな…」