まいはうす。 (ページ33)

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▼反抗期真っ最中。ページ33

雄也side.

最近、龍太郎が反抗しまくり。

それに山田と知念が加わってケンカするもんだから

薮くんと光くんのイライラは

もうすぐで最高潮。

珍しく裕翔や圭人もため息をついていて

家の中の雰囲気は最悪。

あ、知らん顔で平和に暮らしてる人もいるんだけど。←

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有「伊野ちゃん、ここのオムライス

　超おいしいの!!食べに行かない??」

伊「お、行こう。俺がおごってやる。」

有「やった。伊野ちゃん大好き!!」

伊「サンキュ。」

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ね。こんな人たちがいたおかげで

まだバランスを保ってたんだけど...。

オムライスを食べに行ってしまった二人がいないこの家は

もう居心地が悪いなんてものじゃない。

今すぐにでも逃げ出してしまいたいけど

もしここで俺が出て行ったら

口論が始まったときに

誰も止められる人がいなくなるだろう。

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森「うっせぇよ。黙れよ。」

山「黙れって何だよ。掃除機かけてるから

　そこどけって言ってんだろ??」

知「もう、龍太郎がどいたら終わる話でしょ。

　うるさいから早くどいてよ。」

森「うぜぇから。」

山「だからなぁ!!」

薮「やめろ!!うるせぇ。」

光「龍太郎もわがままばっか言ってねぇで

　さっさとどけよ。」

中「毎日毎日、こっちの身にもなって...。」

岡「家にいるのに疲れる...。」

森「じゃあ出てｋ...。」

光「龍太郎!!いい加減にしろよ!!

　ここはお前だけの家じゃねぇんだよ!!」

高「...。」

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龍太郎が言ってはいけないことを言いかけて

光くんが

今まで聞いたことないくらい

低くて大きい声で怒鳴る。

その声に驚いて、怖くて

誰もしゃべる人なんていない。

山田と知念は

小さくごめんなさい、と呟いた。

でも、龍太郎は謝ろうとしなくて

鋭い目つきで光くんは龍太郎を追い詰める。

すると、迫力に負けたのか。

光くんにしか聞こえないような声で

謝ったのが分かった。

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八「あんまり反抗するなよ??

　みんな笑ってたいんだから。」

森「はい...。」

八「よし、いい子。」

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その後はいつもの光くんに戻った。

光くんもみんなも

龍太郎が嫌いなわけじゃないんだよ。

ただ、みんなで笑って過ごしたいだけ。

それはちゃんと分かってね??

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終わり。