☆不安でいっぱい。 ページ3
雄也side.
山田の体調がすぐれなくて
みんなは心配の表情を浮かべながら
話すこともなくリビングにいる。
そんなとき
山田の部屋の扉があいて
泣きそうな顔をしながら
知念がこっちに向かって歩いてきた。
あれ、どうして??
そう思ったけれど
きっと裕翔がこっちに来させたんだろうな。
優しく知念の手を引いて
俺の隣に座らせる。
.
.
.
.
.
高「知念??大丈夫か??」
知「僕は大丈夫だもん...。」
高「そんな泣きそうな顔して。
全然大丈夫じゃないじゃん。」
知「だって...。」
高「あぁ、ごめんごめん。
泣くなよ、ほら。ね??」
.
.
.
.
.
心配なんだよな。不安なんだよな。
そんなの、誰だってそうなんだけど
それが人一倍多い知念。
泣き始めてしまった知念の肩を抱き寄せて
山田は大丈夫、そう言っていたら
泣き疲れて寝てしまった。
知念を伊野ちゃんに任せて
俺は山田の部屋に向かう。
.
.
.
.
.
高「ゆうとー...どう??」
中「それが、なかなか熱下がんなくて...。」
高「座薬入れてもらったんだけどな。」
中「咳もしてる。」
高「もう6時か。
ごはん食べさせて、薬飲もう。」
中「うん。」
高「俺作って来るわ。」
中「お願い。
...あ、ちぃ大丈夫??」
高「泣き疲れて寝てるよ。」
中「そっか...。」
高「大丈夫だよ。あいつは。」
中「...そうだね。」
.
.
.
.
.
小さく微笑んだ裕翔を見て
俺はキッチンに立つ。
おかゆでいいのかな。
でも、のど痛いよな。絶対。
よし、緩いおかゆ作ろう。
そう思って
いつもよりも食べやすそうなおかゆを作った。
のど通るとき、痛いだろうからね。
できたおかゆを持っていくと
山田は起きていて。
意識こそはっきりしてるものの
ぐったりしてる。
山田が山田じゃないみたいで
知念の気持ちが分かった気がした。
.
.
.
.
.
高「山田、おかゆ作ってきたんだけど
食べられるかな??」
山「のど、いた、ケホッ...。」
高「うん。ちょっと緩いの作って来たよ。
無理しなくていいから、ちょっとだけ。」
中「薬飲んでもらいたいからさ。
食べさせてあげるから、がんばろう??」
山「ん...。」
.
.
.
.
.
小さく返事をした山田を確認して
少しずつ食べさせていって。
半分も食べられなかったけど
がんばったね、といって
薬を飲ませて寝かせた。
98人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まい - 初めから読んでます。読みながら、終始ニヤニヤしたり、笑っちゃったり、泣きそうになったりと、とても面白いお話で楽しいです。 (2013年12月25日 18時) (レス) id: 34dcef1630 (このIDを非表示/違反報告)
いちごくりーむ(プロフ) - 姉さんさん» 非公開はずすの忘れてました…すみません! (2013年12月1日 16時) (レス) id: b6e1bab88c (このIDを非表示/違反報告)
いちごくりーむ(プロフ) - みなさま>>ありがとうございます!リクエスト、了解いたしています。 (2013年12月1日 16時) (レス) id: b6e1bab88c (このIDを非表示/違反報告)
姉さん(プロフ) - とても面白いです!涼介の☆頑張りすぎだよ。の続編は無いんですか?更新楽しみにしてます(*''*) (2013年12月1日 16時) (レス) id: 7f9c540333 (このIDを非表示/違反報告)
大ちゃん(プロフ) - リクお願いできますか??大ちゃんが、ピアスあけたときのメンバーの反応みたいなのを小説にして頂きたいです! (2013年11月30日 19時) (レス) id: 8dcfffad46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2013年10月4日 16時