反省のヌナ 2 ページ7
A side
鼻をさすりながら、ジョングクさんの言葉の意味を考える。
しかし、なんど考えても私の反省しなきゃいけないところが見つからなくて、また首をかしげだ。
すると、今度はテヒョンさんが近づいてきて、私を見下ろした。
TH 「俺もヌナに反省してほしい。」
「えっと・・・、具体的にどういった点を・・・」
またもや壁まで追いやられ、バツが悪そうに目をそらす事しかできなかった。
TH 「ヌナには危機感がなさすぎる。」
「えっ?」
言うが早いか、ゴンッと額に衝撃があり、恐る恐る目を開けると、とても距離の近いテヒョンさんと目が合った。
TH 「今だって、早く逃げないと食べられちゃうんだよ?」
「た、たべっ・・・!?」
顔面が蒼白になる。
食べるとはどう意味なのだろうか。
この人は狼とか吸血鬼とか、そのような類の生き物なのだろうか。
TH 「俺はちゃんと人間です。」
私の考えがわかったのか、ため息をついてそう呟くテヒョンさん。
TH 「ヌナ、ポッポしていい?」
次々と繰り返される奇妙な単語に、頭がついていかなかった。
TH 「だめ・・・?何も言わないならしちゃうよ?」
「だっ、だめですっ・・・!」
ダメと言ったにも関わらず、チュッと軽く押し付けられた唇が少し湿っていたのは、テヒョンさんが妖しく舌舐めずりしたせいだろう。
頭がパニックになる私をおいて、テヒョンさんはどんどん次に進んでいく。
唇をきつく結んで、顔をそらすと、優しく頬を捕まれ、また重なる。
「ぷはっ!ちょっ、テヒョ・・・さ・・・んむ」
呼吸を整える暇さえ与えてくれない意地悪なテヒョンさんの胸をどんどんと叩く。
酸欠になりかけた頃、ようやく唇は離れていった。
肩で息をする私に、
TH 「ね?あんまり男の前で無防備にしない方がいいよ」
と妖しく笑った。
「け、検討してみます・・・」
今回のことは、身にしみてよくわかった。
テヒョンさんの言う無防備とは何かわからなかったが、とりあえず今日は反省しよう。
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マックポテト☆う☆ま☆い☆ - この物語いい作品ですね!私はテテとクグがライバル、ていうのがいいと思いました!更新頑張ってください! ファイティン♪♪ (2018年7月13日 23時) (レス) id: 91f046c488 (このIDを非表示/違反報告)
みるくちょこれーと - 人の発言の仕方に注意するのは一人だけで良いかと思います。指摘された方にとって良い指摘でも、一斉に言われれば良い気はしませんから。ついでですが、発言の仕方がよろしくないものなのかもしれませんが、やり方を否定する行為はやめましょう。 (2018年7月5日 15時) (レス) id: fdd44b9a34 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ子 - みきさんへ、関係ないのにすいません。 ナムジュンは94年生まれです。 93年生まれはユンギだと思います。 すいません、関係無いのに。 (2018年7月1日 18時) (レス) id: bdc14707b9 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 言い方キツくないですか?もう少し優しい言い方もあったと思います。ただ間違えていただけなんだからそんな言い方しなくてもいいと思います。関係ないのにすみません (2018年6月25日 19時) (レス) id: a4899dbd04 (このIDを非表示/違反報告)
19881991koreach(プロフ) - じゅりさんへ。日本の礼儀や常識が全て正しいと思ってたら大きな間違いです。他国から見たら日本のルールこそおかしい箇所が何個もあるのに知らないのですか?ネットで簡単に調べられるのに学校から何を学んでるの?同じ日本人だけど日本人が礼儀正しいのは大昔の話よ (2018年6月25日 16時) (レス) id: 0ec91b2d96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もももも | 作成日時:2018年6月10日 13時