個性 ページ7
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A｢いやぁ〜6年間もあったらきっとみんな強くなってんだろうな〜……私にはブランクだけを残してさ…個性とか、弱くなってないといいんだけど…｣
ズーンといった効果音が見えるほどに落ち込んでいた
マイク｢でもよ、個性でいったらAのはチートじゃん?対して変化ないんじゃね?｣
A｢いやいや、オールマイトじゃないんだから｣
相澤｢やってみなきゃわからん｣
相澤はそのまま窓を開ける
すると病室には外の強い風が入った
A｢確かにそうだけど、今ここで?退院後どうするかも考えたいんだけどさ…｣
2人は無言になり、窓の外を見つめるだけだった
Aはその姿に小さく溜息をつき、手を窓の方にかざす
A(とりあえず簡単なやつから……今日は風が強いし、風で行こう)
その瞬間、風が収束し小さな竜巻がおきた。そのまま付近の落ち葉を1点に集めた
個性:自然操作
その時起こっている自然現象を自分の意思で動かせる
今回の場合は風を動かしたのだ
相澤｢すげぇな｣
マイク｢いや〜変わらずの強固性でっ!?｣
マイクの驚き声に相澤が振り向くと…
A｢お〜、できたできた。変わってなくてよかった〜｣
笑ってるA…だけど
マイク｢なんか縮んでね!?｣
A｢え?｣
Aは元から身長が小さい方だが、さらに小さく幼い顔つきになっていた
まるであの青春時代に…高校時代に戻ったように
A｢なにこれ!?｣
相澤｢!?｣
マイク｢そんな個性だったっけ…?｣
A｢いやいや、そんなわけ!!何が起きて……｣
3人でガヤガヤと慌てている時
ｶﾞﾗﾗ
扉を開けてコートの男が1人入ってきた
｢やぁ、元気してるかい?起きたと聞いたから安心したよ…………あれ、部屋を間違えたかな。すまないね、失礼するよ｣
高校生の見た目をした人物に驚き、優しく笑って病室を出ようとする
A｢待って待って待って!!塚内さん!!私!!ステラだよ!!｣
塚内｢君が…!?だがその姿はどういった…｣
A｢それがわからなくて、どうなってるんですか!?これ!!｣
マイク｢と、とりあえず医者呼んでくる!!｣
塚内｢え、あちょっと待って……早いな｣
マイクは大慌てで駆けていった
Aは鏡の前に立ち、自分の体を調べまくっている
相澤は口に手を当て、何が起きたのか整理しているようだ
Aもしばらくすれば落ち着いた
そこにマイクに引っ張られた医者が飛び込んできた
マイク｢連れてきた!!｣
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作者名：まんじゅう | 作成日時：2024年3月15日 1時
