私はいつでもそばにいる【僕のヒーローアカデミア】 (ページ49)

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緑谷｢…わかりました、けど他の目的って…?｣

A｢……セメントス、生徒の避難は終わりましたか?｣
と立ち上がる

セメントス｢はい、全員無事で｣

A｢なら、最後に片付けをしないと｣

セメントス｢片付けって?｣

A｢セメントス、2人を外に出してくれますか?｣
セメントス｢え、ええ…けど何を｣
オルマ｢待って、A、君もう限界きてるだろ｣

A｢ですが残った敵(ヴィラン)を一斉確保するには私の個性が1番効率いいんです。後でしっかり戻りますから、セメントスよろしくお願いします｣

セメントスは2人を連れてUSJの外に出た

今中には各ゾーンに残った敵(ヴィラン)とAしかいない

｢なんだぁ?ヒーロー来ねえのかよ、ラッキー｣
｢この隙に逃げ……｣

ゴロゴロ……

気づけばUSJの中は超巨大な雷雲で埋め尽くされている

｢何だあれ!?｣
｢雷雲!?でもこんなでかいのどうやって…!?｣

＿＿＿

死柄木達が逃げる前、空中に手をかざしたAの行動には意味があった。

自然操作の個性、それは元からあるものを増強させることが可能

ここUSJにはAが操れる自然災害の基盤となる暴風･大雨のゾーンがある

A｢13号には悪いけど…少し壊れても許してくれるかな｣

頭上にできた超巨大な雷雲

残った敵(ヴィラン)の数62名

3

A｢これだけ大きかったらどこにいても無駄…だよね｣

大丈夫、直接当てはしない

2

｢やべえ逃げろって!!｣
｢どこにだよ!?｣

1

ﾄﾞｫｫｵｵｵｵﾝ!!!!

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USJ外＿＿＿

USJの中は一瞬とてつもない光で埋め尽くされ、轟音が鳴る

それから5分もしない時

Aはボロボロの姿で4人の敵(ヴィラン)を引きずって出てきた

生徒達を警察に預け、1部教師がその場に残っていた為慌てて駆けつける

ミッド｢Aちゃん!!大丈…｣
ミッドナイトが駆けつけるがAはそれを無視し、警察の方に歩き、誰の声も聞こえず見えないかのように話し出した

A｢中の敵(ヴィラン)、全員気絶してるから今の内に確保出来るよ｣

マイク｢おい…｣

A｢こいつらは電気系の個性だったみたい｣

マイク｢A…｣

A｢雷効かなかったから別で確保した。もう大丈…｣

マイク｢A!!｣

マイクに怪我をしてない方の肩を叩かれ、目が覚めたかのようにマイクを見る

A｢ひざし…｣
そう一言残し、マイクの方へ倒れ込んだ