各々の胸に ページ48
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スナイプ「なんてこった…」
ミッド「これだけ派手に侵入されて逃げられちゃうなんて…」
根津「完全に虚をつかれたね…それより今は生徒らの安否さ」
セメントス「それと…」
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Aは上に手を向けるのをやめ、オールマイトを見た
オルマ(……君にも、何度助けられたかわからないな)
A「今回は、私が助けられましたね」
緑谷「……」
緑谷「はっ!あの、天河さんは早く避難しないと…!!」
切島「緑谷ぁ!!天河!!大丈夫か!!?」
緑谷「切島くん…!」
オルマ(切島少年!!なんて素晴らしい心持ち!!しかし待ってバレてしまう、やばい待ってくそおおおおおお)
緑谷「待っ……!!」
ズッ
切島と緑谷の間にコンクリの壁が沸き立った
セメントス「生徒の安否を確認したいからゲート前に集まってくれ、怪我人の方はこちらで対処するよ」
切島「そりゃそうだ!!ラジャっす!!」
オルマ「ありがとう助かったよセメントス」
セメントス「俺もあなたのファンなので…このまま姿を隠しつつ保健室へ向かいましょう、しかし毎度無茶しますね」
緑谷「え、あ、オールマイト…!!天河さんは…!!」
トゥルーフォームがバレても大丈夫なのかと言った顔をしている
オールマイトは慌てながらどう緑谷に言い訳しようかと急いで考えている
Aはその姿に声を出して笑った
A「はぁ……オールマイト、セメントス、私やっぱりこの子には伝えます」
2人「「!」」
2人は驚いた顔をするが、止めはしなかった
この広場に雨が降り始める
A「私がこれだけ動いたからね、勘のいい君ならもうわかってるかもだけど
私は天河A、そして………ヒーロー名は“ステラ”」
緑谷「え!?」
A「とある事情で今はこんな姿だけど、本物だよ」
Aはふらつきながらも回転して、笑った
セメントスはオロオロと心配しながら2人の会話を眺めている
緑谷「なんとなく…ステラに似てる人だなって、思ってたけど…!!ほ、ほほほ本人!?」
緑谷はオールマイトに確認するかのように目線を送り、オールマイトはそれに頷いた
Aは足が折れて動けない緑谷に耳元まで近づいて、セメントスにバレないよう続きを話す
A「ワンフォーオールを受け継いだんだよね。
だから私はオールマイトと共に君を育てるため、そしてもう1つ、とある目的があってこのクラスの一員になってる。
だから他の人にはバレないよう君にも協力して欲しい」
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作者名:まんじゅう | 作成日時:2024年3月15日 1時