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医者｢いやぁ……私も驚きだよ、普通ならこのまま目が覚めなくてもおかしくはなかったからね｣
A｢そうなんですか?じゃあ私はラッキーだ｣
オルマ｢またそうお気楽な…｣
相澤｢でも、目が覚めてよかった｣
マイク｢ゔん!!ゔん!!｣
A｢マイク泣きすぎ……それで、退院はいつ出来ますか?｣
医者｢そうだね…後1週間は入院してもらうけど、その後は通院してもらえれば大丈夫だと思うよ｣
A｢そうですか…それにしても5年って｣
オルマ｢長い年月だったよ｣
相澤｢俺達もう30になったしな｣
A｢え!?てことは私も30!?｣
マイク｢welcome30代だ｣
A｢私の20代は…?｣
オルマ(1番に気にするとこそこ?)
病室に戻るとAは｢オールマイトと話したい｣と言い、2人を退出させた
＿＿＿
A｢オールフォーワンはどうなりましたか｣
オルマ｢…死んだよ｣
A｢あぁ…良かった!!｣
オールマイトの言葉に手を広げ、ベッドに仰向けに倒れた
A｢……終わった…よかった、菜奈さんもきっと喜んでる。皆が繋いだ未来は明るいですね!!｣
満面の笑みだった
まるで自分が殺されかけたことを忘れたのかという程に
オールフォーワンのいない明るい未来を見据えて
オルマ｢ああ…そうだね｣
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A｢じゃあ、次は5年ぶりの親友との談話タイムということで、あいざ…｣
オルマ｢ちょっと待ってくれないか、あと1つ話しておきたいことがある｣
A｢?｣
オルマ｢ワン･フォー･オールは……譲渡したんだ｣
A｢……｣
オルマ｢君との約束は守れなかった、すまない…!｣
頭を下げるオールマイトとは裏腹にAは笑った
A｢アハハ、そんなの私は気にしてませんよ!それより、どんな人なんですか?オールマイトが認めた、次の“平和の象徴”は｣
オルマ｢え…気にしてないの!?｣
A｢はい、だって私はワン･フォー･オールがなくったって充分強いですから!｣
ニカッと歯を見せて腕を曲げた
その後、オールマイトはこの5年間で自身の活動限界が増えたことや新しい継承者“緑谷出久”について話した
＿＿＿
8年前
オールマイト事務所にて
オルマ｢君には私の個性を譲渡したい｣
A｢……はい?｣
オルマ｢私の個性はワンフォーオール、といってね人から人に継がれてきた個性なんだ。次の継承先を探していたんだが、私は君に継承して欲しい!!｣
A｢へ?｣
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作者名：まんじゅう | 作成日時：2024年3月15日 1時
