私はいつでもそばにいる【僕のヒーローアカデミア】 (ページ37)

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緑谷の発言には相澤もピクっと反応した

A｢え!?そ、そそ…そうかな…｣

緑谷｢そうだよ!!
かつてオールマイトと共にヒーロー活動をし、23歳にしてヒーロービルボードチャートNo4を記録!!
個性は確か“自然操作”!!風や天候を操って敵(ヴィラン)の捕獲率脅威の96%を達成した天才ヒーロー!!
他にも＿＿＿｣

全(((オタクなんだね……)))

緑谷がステラについて話す度に冷や汗が増えていく

A(なんでそんな知ってんの!?やめて!!恥ずかしいから布教しないで!!)

相澤｢もう着くぞ、いい加減にしとけよ…｣

相澤の声掛けに全員の言葉が止まる

A(ありがとう相澤…!!今度猫カフェ奢る!!)
1人猛烈に感謝をしていた

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

｢すっげーー!!USJかよ!!?｣

とてつもなく広い敷地に別ジャンルの災害が組み込まれた施設

引率の先生は13号だ

13号｢あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です。その名も……ウソ(U)の災害(S)や事故(J)ルーム!!｣

全(((USJだった!!)))

緑谷｢スペースヒーロ“13号”だ!災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー!｣
麗日｢わー!私好きなの13号!｣

そんな中13号本人は…

13(うわぁー!!本当にステラさんがいる!!あああ…緊張が…落ち着け僕!!)

キョロキョロと周りを見ては喜んでいるAを目にして緊張していた

相澤｢13号、オールマイトは?｣
13号｢先輩それが…通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで仮眠室で休んでます｣

3本の指を立て、相澤に見せる
相澤｢不合理の極みだなオイ｣
(まあ…念の為の警戒態勢…)

相澤｢仕方ない、始めるか｣

13号｢えー始める前にお小言を一つ二つ、三つ…四つ…｣
全(((増える…)))

皆が13号の話に耳を傾ける中、Aはずっと辺りを見回していた

A(………?)

ずっと変な感じだ

まるでここに見えない誰かがいるかのような

この感覚は突如広場に強く収束した
とても気持ち悪いほどにそこには何かがいる(･･)と感じる

A(何…?)

皆を見れば13号に拍手をし、誰も気づいた素振りは無い

A(みんな気づいてない…)

相澤｢そんじゃあまずは…｣

ｽﾞｽﾞ…

A｢!?｣
相澤｢……?｣

広場には黒い霧

＿＿＿人が現れた

相澤｢一塊になって動くな!!!!｣

A｢どういうこと…!!｣

間違いない、あれは

相澤｢敵(ヴィラン)だ!!!!｣