私はいつでもそばにいる【僕のヒーローアカデミア】 (ページ25)

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デクvsかっちゃんページ25

＿＿＿家が近所だったことで僕とかっちゃんは幼馴染みだ

何でもやればできてしまうタイプでガキ大将の乱暴者
善し悪しはともかく自信に満ちたかっちゃんの背中は僕にとってかっこいいものだった

けれど｢個性｣が発現してからは＿＿それぞれが悪い方向へ加速した

人は生まれながらに平等じゃない
これは齢4歳にして皆が知る社会の現実

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

芦戸｢制限時間は15分で核の場所はヒーローにしか知らされてないんですよね?｣

オルマ｢Yes!｣

芦戸｢ヒーロー側が圧倒的不利ですねコレ｣

オルマ｢相澤くんにも言われただろ?アレだよ、せーの!
Plus Ultr……｣
青山｢あ、ムッシュ、爆豪が!｣

オールマイトはなんとも言えない表情でモニターに戻った

緑谷は麗日を行かせ、爆豪と2人だけの戦いに持ち込む

爆豪[余所見か余裕だな!!]
緑谷[…!]

爆豪の気がそれた瞬間、確保証明のテープで腕をまく

緑谷(次なんだ!?かっちゃんなら焦ってまた!右の大振り!!)

砂藤｢すげえなあいつ!!個性使わずに渡り合ってるぞ、入試1位と!!｣

オルマ(元々咄嗟の判断に優れていたっちゃ優れていた!少年が何年にも渡って書きためて…頭に染み込ませたであろうオタク知識が今!!報われてるんだ!!!!)

緑谷は死角を利用して爆豪から逃げた

爆豪[待てコラ!! デク!!なァおい!!俺を騙してたんだろぉ!?楽しかったかずっとぉ!!あ!?随分と派手な個性じゃねぇか!?

使ってこいや、俺の方が上だからよぉ]

上鳴｢なんかすっげーイラついてる、ｺﾜｯ｣

A(この感じだと爆豪君はまるで具現化した自尊心だよ…めんどくさい人が多いな、教師って…大変なんだね)

＿＿＿＿＿＿

麗日(発見!!)

麗日は核のあるフロアで、飯田がブツブツとなにか独り言を言っているのを目にした

飯田[＿＿＿も飯田家の名に恥じぬ立派な人間になるための試練!なりきれ!!

俺はぁ……至極悪いぞぉお]

麗日[ﾌﾞﾌｫ!!(真面目や!!!!)]

笑いを堪えきれず、飯田に気づかれてしまう

飯田[来たか麗日くん…!君が1人で来ることは爆豪くんが飛び出した時点でわかっていた!
触れた対象をうかしてしまう個性、だから先程君対策でこのフロアの物は全て片付けておいたぞ!!
これで君は小細工できない!ぬかったなヒーロー!!
フハハハハハ!!]

麗日[様に…!!なってる…!!]

A(やっぱり飯田くん、真面目の極みを行く人だったね…)